例の女性との初デートは「落語」---。

いやいやどうも。
先日、このブログでも書いた婚活イベントでカップルが成立したK嬢と、
LINEで近々食事に行く話をしていたのだけど、そんな中、
ある日、「落語お好きですか?」、「立川談春さんてご存知ですか?」と尋ねてくる。

こちらから、落語は何回か見たことがあり特に苦手ではないこと、
談春氏は噺家ではあるが俳優としてルーズヴェルドゲームなどで好んでいたことを伝える。
探り探りな尋ね方だな、なぜに?と思っていたのだが、
彼の落語を見に行かないか、という。断る理由もないので、OKと回答。
曳舟にある文化センターで、彼の独演会が開催されるそうだ。彼女とは現地で待ち合わせることに。
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開演は19時。今月は後半バタバタしたが、数字的にも業務的にも目処がついているので、
仕事を定時で上がり、移動開始。今日は蒸し暑い中、いろいろ動いたのでさっぱりしたい。
女性と会うわけだし。ってことで、浅草橋の「弁天湯」へ。久しぶりだな。シモジマの裏手にあるんだけど。
近代的なビルの1Fにある都市型銭湯。気温は前日ほどではないのの、湿度が高い。
銭湯手前にある神社では、猫が茹だっていたw つらいわな。
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平日のこの時間なのでまだ混んでおらず、きれいさっぱり。
湯船もあまり都心ながらあまり熱くなく助かる。本当に気持ちいい。
気持ちもリフレッシュ。ついでに夕方になると伸びるヒゲも剃って・・・。
浅草橋から都営浅草線~京成押上線で京成曳舟へ。さ、あとは開場を待つだけ。
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彼女からメール。「京成曳舟のタリーズにいます」。ならまだ開演前だけど行くか。
ん?京成曳舟?ここにタリーズなんかあったっけ? どうやら東武曳舟と勘違いしていたよう。
彼女も地理に明るくなく、ドタバタしたが無事に会うことができた。「誘っておきながら申し訳ありません」。
いやいや。曳舟は東武と京成両方の駅があるし、わからないよ、地元じゃないしましてや女性は。
5日ぶりに会ったが、好印象は変わらない。今日は長い髪をおだんごでまとめている。
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文化センターは京成曳舟の駅前にある。ほどなく開演。
聞けば母親が興味を持ったので彼女が購入したようだが、この夏の暑さで体調を崩し、
父上に車の送迎を頼んでいくのも悪い、ということになり、自分で行くことになり、当方が誘われた、という流れ。
「興味のない人だと悪いので、だまさん、きちんと楽しんでくれそうでしたから」と。まあね。
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で、場内は満員。一説には席もかなり取りづらいんだとか。大きな拍手の中、幕が上がる。彼だ!
いや、さっき書いたように、彼は落語じゃなくて役者さんのイメージだったんだよね。
ルーズヴェルドゲーム、下町ロケットとかね。特に~ゲームでは小憎らしい役だったし。
「いや、ドラマではあんな感じなんですけど、実際、現場ではすごく腰がひくくていい人なんです自分」。
ドッと沸く会場。落語に入る前の語り口も軽妙でスムーズ。
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そしてお噺へ。
◆第一話「三方一両損」
男が落ちていた財布を拾って持ち主へ届けるものの「一度落とした金はオレから逃げていった金。
こんな金受け取れない」彼は江戸っ子風情で断る。一方拾った側も「ケッ、んな金いらねぇや!」。
意地の張り合いになった両者の裁定を任された大岡越前が考えた妙案はーーー。

◆第二話「小猿七の助」
芸者にとって逃げ場がない”船頭一人、芸者一人”での渡船への乗り込みは控えがち。
それでも売れっ子芸者のお滝は涼しい顔。すばしっこい船頭の小猿が隅田川を漕ぎ進むと、
橋の上から身投げする人が。船へ引き上げ事情を尋ねてみると意外な事実がーーー。

◆第三話「竃(へっつい)幽霊」
とある道具屋に並ぶ竃(釜のようなもの)は、買われたその日の夜に「竃から幽霊が!」と
店に青い顔をして駆け込み、買い戻しを求める客ばかり。売値の半額で買い取り、そしてまた
翌日売られ、また幽霊に怯えて買い戻し、の繰り返し。道具屋は売上だけが増えていくが薄気味悪く、
竃の処分を考える。その話を耳にした裏の長屋の任侠者は「オレに任せろ」と切り出すがーーー。

第二話と第三話の間に15分休憩を挟み、約100分くらいでしょうか。
笑いが絶えず、本当に面白かった。
落語を聞く時って、いつも聞き逃さないように、きちんと笑いどころがわかるかな、
と気合いをつい入れて聞き耳を立てるのだが、さすが相手はプロだけに、すんなり入ってくる。
会場は常に笑いに包まれました。

再び大きな拍手の中で幕が下り、終了。彼女も満足げでこちらも楽しんだ姿を見たようで安堵していた。
帰りは「三田線とか、渋谷からとか、うーんと・・・」みたいに言うので、こちらに任せてもらう。
東武曳舟から、亀戸線で亀戸、総武緩行線で錦糸町へ。

もう21時30分を越えているし、帰りの移動を考えると、あまり長居もできない。
居酒屋以外だとそろそろお店も閉まる時間。どこにするか軽く思案して錦糸町駅北口のアルカキットへ。
10Fのレストラン街に行き、いろいろ見る中で「カレーがいいかな」というので「ムンバイ」へ。

そこでは今日の感想から雑談とか。一番笑ったのは「実は年齢を・・・」と言う。
あの時は38歳と書いていたが、実年齢は上で、と。
謝られるが、この年令になるとあまり実際の年齢って関係ないでしょう。
年齢に口ごもりたくなる気持ちはわからなくはないし、打ち明けられた実年齢にしても自分より下。
実際若く見えるしな。正直、どうでもいいのよ・・・。

それよりも話していて思うのは、すごくラクだなということ。
あと、そこはなんか嫌だな、みたいなものがないこと。素直に彼女を受け止められるというか。
この感覚は最近なかったような感じがする。それこそ、この間の義兄の言葉ではないが、
減点法ではなく加点法で受け止めるというか。そもそも減点するようなこともないけど。
相手も自分のことは比較的いい印象で受け止めている(と期待したい)。

なんていうか、ずいぶんと昔から知り合いでいた雰囲気のような。
お互い住んでいる街が近い(彼女は同じ沿線で、我が家の最寄り駅の二つ先、最近話題のタワー
マンション林立の街です)ことがすごく身近に感じるってこともある。
顔立ちは鋭いが、語り口は穏やかで、優しさが感じ取れる。

出されたカレーは辛さが選べず(いつもは辛さ弱め)、かなり辛くて、
汗が出ていてしまい、嫌だなと思ったが、彼女がナプキンを手渡してくれ、気遣いに恐縮。
自然に、楽しく、短い時間だったが語り合えた。
その後、錦糸町から総武快速~横須賀線のグリーン車で一気に帰途へ。
坐骨神経痛を患っているそうで、曳舟から地下鉄ではラクじゃないだろうし。
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グリーン車は初めてだったらしく「旅気分ですね、ふふふ」と。
この日を振り返り、とても彼女も楽しんだようで、スマホで二人自撮りするなどご機嫌だった。
こんなおっさんと一緒に撮ってどうするん。

驚いたのは、彼女はバツイチ(子なし)なのだが、
「あの・・・私」と出された記名式パスモには、
なんとオレの姓と彼女の下の名前が書かれていた。前夫の姓がオレと同じだった。

「だまさんと結婚したらこの名前になります。なんて」と笑う彼女。
まあ鈴木、佐藤ほどではないが、珍しくはない姓ではあるから。取引先に3人いるし。
無事に彼女宅の最寄り駅へ。また会おう、ということに。そしてこちらも帰宅。
まあ、どうなるかわからないけど、当面は続きそう。流れと縁次第ですね。
毎度書いてるけど、過度は期待はしていないし、力みはないです。

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by navona1971 | 2018-07-25 23:59 | 出会いやら恋愛やら | Comments(0)