(前編)足立区江北~北区王子ぶらり散歩

いやいやどうも。
この日は知人のS氏から数日前「会ってお茶でも」と誘われたので出向くことに。
まあ時間もあるし、S氏が川口市在住なので、思案の末、王子で会うことにした。
どうせ王子まで行くなら、ぶらり散歩がてらにしようか。
都心はGWで混み合うだろうし、少し離れたところならね。
交通費節約、というわけではないが、定期券区間の池袋までいつものルートで

各駅停車でゆっくり渋谷まで。後続のFライナーを待つ。
昼少し前、意外人はいなくて、渋谷駅の吹き抜け(自然換気の機能もある)をホームから望んでみる。
毎日通っているのに、見上げる余裕もなかったな。こんなに広く開口が取られてたのか。
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池袋まで出て、山手線で西日暮里。西日暮里は若い時に勤めていた新聞社の印刷所があったので、
ちょくちょく来ていたのだが、あくまで道灌山通りの山側(根津の方ね)ばかりに行っててね。
日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅は東側にある。駅へ向かう通路からふと右に目をやると、
その道灌山通りが雑居ビルの間を突き抜けていて、青空の爽快さと対象的で、思わずスマホで撮ってみる。
帰宅してから気づいたが、手前のビルのレインボーカラーが映えるね。
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電車があった方がいいかなと思ってもう一枚撮影してみたけど、レインボービルがあった方がいいかな。
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日暮里・舎人ライナーは足立区の交通不便地域の解消のために10年前に開業しました。
いわゆる新交通システムで、あのお台場を走るゆりかもめと基本的にコンポーネントは同じです。
いや、本当に23区内?と思えるほど遠い場所だったんです。特に舎人方面は「陸の孤島」と揶揄されました。
後述しますが、自分も数ヶ月ほど出向でこちらの方にいたんですけど、まー、遠い遠い。
それを思い出しつつ、訪れて見たかった、というのも今回のテーマです。
開業10年、急速に利便性が高まり、利用者も増加し、朝も猛烈な混雑が問題になってるとか。
確かに、車窓からは築浅なマンションも目立ちます。あっという間に荒川を渡ります。景色が爽快だな。
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10分ほどで「江北(こうほく)駅」に到着。降りることにします。
ここで仕事をしていたのは18年前。懐かしい場所です。しかし、駅が出来たことで、
周辺は賑やかになっていましたね。あの頃は寂しかったからなあ。
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駅を降りると、王子方面と西新井を結ぶ片道1車線の狭い通りにでます。
ここは、その西新井駅と、王子駅を経て池袋駅までを結ぶ、都営バスの「王40系統」が走っています。
実はこの王40系統、都営バス全127路線のうち、利用者数第2位、収入額1位の路線なんです。
さきほど書いたように、このあたりは何より不便。結局、バス便に頼るしかありません。
そのため、本数も多く「待たずに乗れる」レベルです。こうして少し歩いただけで、
バスとすれ違います。さらに、そのどのバスも、立って乗っている人がいるほどですから。
さきほど、利用者が多い、さらに収入も多いと書きましたが、黒字額では29位と後退。
これは路線延長の長さも影響しているようですね。
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あ、出向先の職場。ここの6Fにいたんですね。わずか半年程度ですが。
自分の中で破ることはもうないだろうという「残業200時間オーバーを3か月連続」というw。
振り返ればどうやってどこまで行くんだ、と思いましたが、
17時定時で0時まで仕事して土日全部出ていたんでそりゃ届きますわな。
でも建設会社でしかも新築間もなかったので1Fにお風呂があって、それはよかった。
家に帰るのが面倒で、コインランドリーとそのお風呂で4泊5日とかしてましたね。
でも世界は狭いもので、ここでとある臨時プロジェクト進捗管理(だが管理できていない)
をしていたのですが、その指示のもとに動く外注事務所の社長の息子が今、職場の同僚だったり。
「えー、あの騒動の時の!」って二人で顔を見合って笑ってしまったり。
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当然食事はすべて外食になってしまうわけで。
このビルの向かいにある小さな商店街に肉屋兼スーパーがあって。ここのお店。
毎日のようにお弁当を買いにいってました。集まったスタッフ全員ここで買っていたので、
(そもそも近くにコンビニがない)そのプロジェクト特需みたいなのがあったらしい。
いつもおまけをしてくれて(だからデブなんだけどもw)、コロッケもおいしかった。昭和な味でね。
今の会社に来てすぐ一度挨拶に行って、当時のパートのおばちゃんとかと手を取り合って?
再会を喜んだが、風のウワサで店長のおじいさんは亡くなったと聞いた。そしてお店も閉店したそう。
優しいおじいさんで、本当においしかったんだよ・・・。

まあでもここのブログでもたまに書くんだが、確かに当時自分がここで日々を過ごしたのだが、
その経験自体は記憶に残っているけど、なんつーか、体には残りませんね。
この間とあるスポーツ選手が過去の栄光に触れられ「なんか本当に自分がやったんのかなって感じです」って苦笑
してた光景を見たが、それとはレベルが違うがそんな感じ。過去の体感は薄れていくね。
意外に過去を振り返ることはあまり好きじゃない人間なので、それはそれで構わないけど。
(その癖こうやって散策してますけど、それは散歩好きってのもあるのでw)。
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シャッター通りになっている商店街を過ぎると、新たなマンションが。子供の姿も目立つ。
高齢化が進んだ地域ではあったが、日暮里・舎人ライナーの開通で、活気も戻ってきたかな。
あのビルから10分ほど歩くと、都営バスの「荒川土手」バス停があります。
当時疲れた体で真っ暗なここのベンチに腰掛け、バスを待った記憶が。
ここは折返所にもなっていて、東43系統(東京駅~駒込病院~田端駅~荒川土手)の起点です。
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”荒川土手”という名称がいかにも「遠くに来ました」みたいな感じでしょ。
あの華やかな東京駅の丸の内口から出るバスの終点がここ、というギャップも面白い。
折返所には三菱ふそう、今は製造をやめた日産ディーゼル、いすゞの3社が揃い踏み。
ちょうど東43系統が出るようなので、それに乗り、荒川を江北橋で渡ることにしましょう。
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by navona1971 | 2018-05-04 23:58 | 散歩・ポタリング | Comments(0)