カテゴリ:競輪(KEIRIN)観戦記( 12 )

いやいやどうも。
この日は、来月末で閉鎖が決定している鶴見区にある花月園競輪場に行ってきます。
会津在住、競輪ファンのSY氏がこちらに遊びに来るとのことで、それに合わせた形で。
私も競輪は父がたしなむのと、記者時代、クラブ室に集まる面々に競輪好きが若手、ベテラン含め多かったこともあり、
興味を持って、一時期、そう、10年位前ははちょくちょく通ったんだけど、最近はすっかりご無沙汰。
そんな中、累積赤字に耐えかねて花月園競輪場がその歴史に幕を閉じると聞いて、最後に一度行かなくては、と。
鶴見駅前でSY氏と待ち合わせ。合流後、駅前にある無料送迎バス(通称、護送車)に乗って競輪場を目指す。
冷たい霙交じりの雨が降っており、客足は芳しくない。大きな400mバンクに選手の乗るピスト(自転車)が滑走する音と
わずかな観客のヤジが聞こえるくらいで、至って静か。
e0078069_19583317.jpg

穴場(車券売り場)もその多くがシャッターを閉めています。自分が初めて競輪場に来た時には、
まだ「500円券(以上の購入限定)売り場)」があったんだよ。今は地面に落ちているハズレ車券も100円単位ばかり。
e0078069_19584492.jpg

59年間ですか。
もともと花月園は戦前遊園地として世間にその名を轟かせたそうで、その規模は「東洋一」を誇ったとかなんとか。
戦後は敷地を神奈川県が買収し、競輪場を建設、その運営のために花月園観光(株)が設立されました。
そして、競馬で言うG1クラスの人気レースも過去開催され、また、年に一度の開設記念開催は多くの観客で賑わいました。
私が興味を持った頃、すでに競輪人気は下火でしたけど、それでも発送台付近はそれなりに混雑していたものです。
しかし、ファンの高齢化、レジャーの多様化、不況等、複合的な要因で最近の競輪はさらに大きく低迷しています。
ここ花月園も例外ではなく、多額の黒字を計上し、県財政に寄与してきたことも過去のものとなり、
今では開催するたびに赤字が増えていく事態に。そしてとうとう閉鎖。
e0078069_19585011.jpg

競輪のメッカといえば、立川、そして川崎。その両競輪場に肩を並べるとまでいかないものの、
花月園は交通の便もよく、大都市内にあるわけで、まさか他に先駆けて廃止になるとは思いませんでした。
競輪場の何がいいかって、グルメですよ、グルメ。B級(もはやD級との声もあるが)グルメが味わえる。
今日も1コーナー裏手にある「当たり寿司」を食べ納め。
e0078069_195857100.jpg

気取ったところなんて何もありません。立ち食いなんです。1皿200円。回転モノよりずっとおいしい。
まあ、鉄火場で寿司を食べるなんて粋ですよねえ。府中の東京競馬場なんてケンタッキーとかがあるらしいけど、
んな、博打打つところでそんな洗練されてたんじゃねえ。
e0078069_1959445.jpg

投票終了のチャイムが鳴り終わると発送です。今日は”ヒラ開催”と呼ばれる、A級シリーズ戦です。
発走台の前で観戦できるのは花月園の魅力のひとつ。アクリル板1枚はさんで、反対側には9名の選手が並びます。
新聞社で先輩だったS氏、昨年亡くなった記者仲間で親友のOY氏、いずれも競輪好きでしたね。
偶然この発走台前でバッタリ、なんてこともありました。懐かしく思い出されます。
e0078069_19591240.jpg

レースもいいけどグルメもね。
割り箸に刺した餅を頂く。150円。醤油の香ばしい香りがいいな。砂糖も軽くまぶしてあるよう。
こんなのにかじりつきながら場内をフラフラする。いいねえ、気取りがなくて。
e0078069_19592312.jpg

来場者のは湯茶の無料サービスが。紙コップを置き、ボタンを押すと、ほうじ茶が注がれます。
茶釜の絵がユーモラス。
e0078069_19593185.jpg

まあ、雨ってのはあるけど、人少なすぎ。今日の閑散っぷりを見て、花月園廃止もやむなしと納得です。
e0078069_19593861.jpg

寒い。3コーナー裏手売店でラーメンを頂く。客足も冷え切っているようで、
ラーメン二つ、の声におばちゃんが笑顔でスープをどんぶりに注ぐ。厨房には10Rの車券が。
しっかりおばちゃん達も楽しんでいる様子。「H選手が来るって聞いたのよ、だから買ってみたの」と。
ああ、白い息を吐きながらラーメンを頂く。おいしいなあ。SY氏と思わず笑顔になってしまう。
e0078069_19594496.jpg

来た以上は車券も買わないと。枠複(なんてチキンな買い方なんだよw)で少々。しかしハズレ。
ここのバンクの傾斜はクセがあって、4コーナーの縁あたりが高めで山下ろしができるから捲りやすい。
かといってそのまま捲りが決まるかと思えば、案外直線が長いので、他の競輪場だと、
「これで決まりかな」と思った途中経過でも、覆されることがままあって、私は苦手にしてましたね。
競輪がどのような仕組みかは割愛しますけど、他のギャンブルよりも、的中させた時の爽快さは格別。
だからこそ”ギャンブルの王様”なんて言われるんでしょうね(いや、ギャンブラーの墓場かw)。
e0078069_19595093.jpg

昔は売店も多くて、店員さんの呼び声が響き渡ってたものです。こちらは一足早く閉鎖を決めてしまったよう。
看板の文字が時代を感じさせます。
e0078069_2004337.jpg

競輪が始まったばかりの頃は、場内で騒乱事件が結構多かったと聞いています。
それだけみんな博打が好き、というより、生きることに必死だったんでしょう。
「昔は車券を買うことすら大変で、穴場に押すな押すなだったよ」と父がよく言ってたな。
厳重に警備されていた頃を偲ばせる詰所。今は暴れようのない年金生活者が圧倒的です、ここの来場者。
e0078069_2005299.jpg

予想屋さんも商売あがったり。
だいたい花月園にいる人は川崎でも立ってますね。
今日「びっくり社」さんは最終レース前に競輪場をあとにしていました。やや丸まった背中に哀愁が。70は越えてるんじゃないかなー。
e0078069_201248.jpg

最終レースが近くなると売店も店じまい。売り上げも芳しくなかっただろうな。
花月園競輪の本場開催はあと2回の合計6日間だがいずれも平日。もう私がここに来るのも今日が最後。
いつも笑顔で愛想よく売ってくれる売店のおばちゃん達ともお別れです・・・。
ここの売店の人たちはパワーに溢れているし、お客さんとちゃんと向き合ってたんだよね。
とっても人間味があって・・・。きっと人が好きなんだと思う。みんなよく話してくれて、明るくて、好きでしたね。
今日も最後、コーヒーを頼むと、「200円足すとハンバーガーのセットになるの」とおばちゃん。
と言われたもんで、「そっかー、じゃあそれも」と返すと、「え、いいの?小腹が空いてたら、でいいのよ?」。
「私が言ったからって無理して頼まなくてもいいのよ?」と、それに加えて、
「あーでもお客さん小腹余裕ありそうな体よねえ」ってw。あははw。こういう雰囲気、たまらんよね。
今さら惜しんでも仕方ないけど・・・。
e0078069_2011087.jpg

観戦後は鶴見駅から送迎バスが出ている健康ランド「ユーランド鶴見」へ。冷えた体を暖める。気持ちええ。
風呂あがりの一杯、ってことで川崎の居酒屋「T」へ。そういや一昨年通いつめたね(遠い目)。
川崎駅周辺ではバレンタインチョコレートを売り込むお店が目立つ。ああ、私は中止ですけどーww。
数杯軽く呑んだあとはアルコール抜きでお茶を飲みに喫茶店へ。あまりにも健康ランドの温泉が気持ちよかったのか、
それにお酒のせいで猛烈な眠気が。SY氏と話をしながら半分危うく寝てしまいそうになるが、
昭和のプロレスネタで眠気が飛ぶw。相撲とプロレスにはカルト的知識量を誇るSY氏には適いませんw。
さらに珍しく?カラオケへ2HR。帰宅は午前様。歌う歌が昭和だなあ・・・w。ってことで自分用メモ。
コモエスタ赤坂/私だけの十字架/カリフォルニアコネクション/跳んでイスタンブール/ホテル/くちなしの花
あの素晴らしい愛をもう一度/燃えよドラゴンズ/地平を駆ける獅子を見た/それ行けカープetc・・・。
by navona1971 | 2010-02-13 20:01 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(6)
はい、どうも。
7/1以来、久しぶり?のブログ更新です。
ちょっと先週、今週とバタバタしていて、そのうえ蒸し暑さによる疲れもあり・・・。
7/10金曜夜は神宮でヤクルト対横浜を観戦するつもりだったんですが、仕事で行き損ねてしまう。
で、土曜日は午前中、スポーツクラブ。最近平日行けてないので体がなまってるな。
昼からはお中元を買いに横浜高島屋へ。お世話になっている方にお礼として。
棒茄子のあとの週末だからか、案外デパートの中は人がいる。しかし、貴金属売り場は閑散としてたな。
けれど、1Fのヴィトンの売り場だけは賑わっている。根強い人気なのね。
横浜高島屋の1Fには化粧品売り場もあるけど、ああいうとこにいる美容部員さんって化粧栄えしていてキレイだね。
その後、会津若松から遊びに来るSY氏に差し上げるお土産を購入。横浜土産といえば「ありあけのハーバー」。
これは絶対に譲れない。銘菓中の銘菓。東京ばな○とは違うのだよ、東京○ななとは。
「トリスウイスキー」でおなじみの画家、柳原良平氏による包装紙が上品でミナトヨコハマらしさを醸し出します。
そういえば尾道市に柳原良平氏のミュージアムがあるそうで、今夏の広島遠征時に立ち寄る予定。
e0078069_0122037.jpg

横浜から川崎への移動はもちろん・・・鉄ヲタなら京浜急行。
ちょうど快特品川行が到着。キレイなクロスシートと大きな窓。とても特急料金ナシで乗れる列車とは思えない。
e0078069_0122685.jpg

座ろうと思ったけれど・・・。
ドアの横にある補助イスはランプ点灯中のため、開くことができませんでした。川崎までは10分ソコソコ。
e0078069_0123260.jpg

京急川崎駅に着くとなにやなら怪しげなゆるキャラが。
関西新空港のイメージキャラクター、「カンクン」だそうです。そのままやん。
カメラを構えるとポーズをとってくれました。両手が翼で胴体が地球らしいです。暑いのにお疲れ様です、中の人。
どうやら「京急&南海関空アクセスきっぷ」のPRが目的だそう。川崎だと大阪は新幹線だもんなあ。
e0078069_0123762.jpg

SY氏と待ち合わせたあとは、久しぶりに川崎競輪場へ向かう。今日はナイターS級シリーズ。
最初は神宮へ行こうか、なんて話していたんだけど、まあ気楽に呑みながら話せるし。
居酒屋がわりに出向いてみよう。そして入場後は4コーナー奥、三角巾の似合う、
美人のおかみさんが切り盛りする13号売店へ。モツ煮込み(250円)をツマミにしつつ、チューハイでSY氏と乾杯。
この場末感がたまらんね。B級グルメというよりは、もはやD級グルメだねw。
e0078069_0124342.jpg

ちなみに川崎競輪場はこうした売店が20軒近くありまして、競馬や競艇など、全ての公営ギャンブル場
の中でも、こうしたB級(いや、D級?)グルメの充実度では群を抜いてトップレベルとの評価。
実際、昭和の雰囲気満点で、とても21世紀とは思えないのんびりとした光景が広がっています。
二杯目はウーロンハイ。つまみは氷にひたしてあった冷やしトマト(100円)。塩をかけてガブリ。おいしーw。
e0078069_0125033.jpg

食べたり呑んだりするだけではナンなので、賭けてみることに。ホント久しぶり。1年ぶりくらい?
予想紙は買わずに、出走表からラインと脚質を読み取り、推理する・・・。で、小銭を車券販売機へ投入。
なんというか、宝くじ、ナンバーズ感覚ですよ。それでもし当たれば嬉しいな、って感じで。
金網の向こう側を選手たちが駆け抜けます。「シャーッ」とピストレーサーの走行音が響き渡る。
結果は・・・ええ、全額、主催者である日本自転車振興会に寄付させて頂きましたww。
福祉の充実、そして自転車の走りやすい街づくりに生かされることと思いますw。
e0078069_0125650.jpg

売り場のおばちゃんが威勢のいい声で「はいフライどーぞー!120えーん!」と連呼する。
ポテトはジャガイモを大きめに切ったものを串に刺した豪快なモノ。ソースをつけて頂きます。
あ、もちろん二度漬けはダメ。そう、貴重なクジラの肉(どうやら正確にはイルカらしい)もあります。
キツネ色に揚がったフライはおいしそうに見えますね。実際はそうでもないんですがww。まぁ、雰囲気ですよね。
e0078069_013384.jpg

競輪はイメージも悪く、そのうえ複雑なルールと素人には一見わかりにくい仕組みで、ファンは減る一方。
難しいもんなぁ。競輪を初めて観た時、何がなんだかわからなかったもんなあ。
けれど、推理して当たった時の喜びは、競馬の比じゃないような気がする。人が走るだけに心理面も読むと面白いし。
全国に点在する競輪場の中でも賑わい度トップクラスの川崎でさえ、最近は閑散としていましたが、
今日は土曜日のナイターということもあり、それなりに盛り上がっていたようです。
来月はG1レース「サマーナイトフェスティバル」がこちらで開催されますが、アントニオ猪木がゲストだとか。
うわぁ、観てみたい。ビンタ頂けるかな?と思ったけど平日だから無理そう。
「え、アントニオ猪木ですか?アントキのじゃなく?」というSY氏のツッコミには笑いましたがw。
e0078069_01399.jpg

ナイターを9Rまで観たあとは、川崎競輪場から徒歩15分ほどのところにある銭湯「中島湯」へ。
前々からちょくちょく訪れている、お気に入りの銭湯です。場所柄、背中に絵が描いている人も多いですけどw。
大きな浴槽と、ちゃんとした温泉(神奈川・東京沿岸部特有の茶色いお湯ですね)もあるのが魅力。
値段も450円+サウナ100円とリーズナブル。
e0078069_0131624.jpg

「いやー自然にこういう番号を選んじゃいますね」というのは80年代阪神ファンだったSY氏。
「こっこまでとっばせ~♪放り込め、放り込め、かっけっふっ♪」・・・口ずさみつつ靴を仕舞う彼。
今の若いコは知らないかw。「背番号31?林威助でしょ」なんて言われそうw。レトロな下駄箱もいい。
e0078069_0132268.jpg

温泉、ジャグジー、サウナを堪能。そして最後は水風呂。いやー心臓が震えるくらい冷たい。
でもたまらんね。つーか、朝起きた時、スポーツクラブ、銭湯と、今日は3回も風呂入ってるじゃんかw。
お風呂大好きだからなー。普段はシャワーばかりだし、足が思いっきり伸ばせるしね。
1時間近く、ゆっくりお風呂を楽しんだあとは髪を乾かしてロビーへ。
お風呂上りのサイダーはめっちゃくちゃおいしい。懐かしい味だね~。
案外涼しい夜風に当たりながら川崎駅へ戻る。途中、近くのホテルに泊まるSY氏と別れ、帰途へ。
e0078069_0132852.jpg

by NAVONA1971 | 2009-07-11 23:11 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(2)
はい、どうも。
今日は公営ギャンブルのうちの一つである「競輪」で、もっとも格式の高いレースである、
「KEIRINグランプリ2008」を平塚競輪場で観戦します。
行く予定ではなかったんですね。最近というかもう競輪に興味が薄れてしまったってのもあって・・・。
友人SY氏が観戦するとのことでお付き合いして私も行くことになりました。
出発前にウォークマンの収録曲を整理。A面中心だったんですけど、一旦はずして、
B面中心に入れ替え。うーん、聖子ちゃんはB面もめちゃくちゃいい曲が多いね(こればっかりw)。

で、このレースは、原則としてそのシーズンの賞金ランキング1位から9位の選手が出場します。
そして、ここでの1着賞金は1億円ですから、ここで優勝する=賞金王と思っていいわけです。
最近は長期低迷傾向が続く競輪ですが、この日だけは各スポーツ紙も競輪ネタが1面トップです。
いつもはガラガラな競輪場も、ごらんのようにぎっしり・・・。ちなみに自転車走路(バンク)の一周は400mです。
このバンクを7週して、1着を決めるわけです(グランプリ以外の競輪は6周です)。
e0078069_81135.jpg

競艇と同じように、こうやって個々の選手への横断幕があったりします。
選手はレースを始める際に、右の「敢闘門」と呼ばれるゲートから順番に発走台へ向かいます。
競馬は馬券、競艇は舟券なので、競輪は「車券」と言います。もちろん1枚100円から気軽に買えます。
私も久々に予想し、1200円くらい買ってみました。
3連単でも、512分の1ですから、夢を買うにはちょうどいいです。宝くじより当たります。
e0078069_811937.jpg

夕暮れの平塚競輪場。よくぞここまで競輪ファンが集まりました。
グランプリは最後の大一番ですから、選手もファンも思い入れは一層あるんですね。
まぁ財産をここに賭けて年越し必死のファンもいるでしょうがww。号砲一発で発走です。
e0078069_812538.jpg

競輪は「ライン」と「脚質」が予想の大きな要素となります。
よい着を獲るのに大切なのは、「受ける空気抵抗を少なくする」こと「仲間との連携」です。
好き勝手に走っていても、何周かしたらみんな疲れてしまって、レースになりません。
最後の周回は時速60kmを超えますから、向かってくる空気抵抗は体力を激しく奪います。
より確実に勝利を目指すために、選手は、住んでいる地域や、
競輪学校の卒業期などで、数人の仲間(ライン)を組みます。
e0078069_813043.jpg

さらに、ラインの先頭に立ちレースを組み立て、風を切って走る「先行」タイプの選手と、
その先行選手の後位について、受ける空気抵抗を少なくし、ゴールへ向かう「追込」タイプの選手、
また、その両方ができ、レースによって動きをかえる「自在」タイプの選手と、得意な戦法、脚(足)質で
選手が分類されます。基本的に若く、体力のある選手は「先行」が多く、ベテランになるにつれ、
「追込」になっていく傾向があります。「先行」は風を切って走る分、体力消耗が激しいですが、
強靭なパワーと上手な戦い方を駆使すれば、逃げ切ってよい着を確保することができます。
また、「追込」は、「先行」が自分の前で走ってくれるおかげで空気抵抗が少なく走れるわけですから、
恵まれる可能性も大きいわけです。ただ、後ろを走るかわりに大切な仕事があります。
それは、同じラインの「先行」選手を守ることです。レースは終盤になるにつれ、ライン同士の激しい攻防になります。
その道中では、攻勢をしかける別のラインの選手へ体を張って邪魔したりすることもあるんです。
「先行」は、後ろの「追込」がそうやって”仕事”をしてくれることで無心になりひたすら走ることができます。
「追込」は、ほかのラインをブロックすることで、前の「先行」を助け、自分のラインから勝者を出そうとします。
e0078069_81367.jpg

こんなラインという”仲間”による競争はゴール手前残り半周くらいまででしょうか。
そこまできたら、あとはライン関係なく、ひとり一人の力による走りでゴールを目指します。
ちなみにレースの展開としては、「先行」選手がすべてのラインの一番前で、ひたすら逃げて、
勝利を目指す「先行逃げ切り」と、別のラインの先行選手が、すべてのラインの一番前の「先行」選手を
横を走って追い抜く「捲くり」に大別されます。まぁ実際にはさらに複雑な予想が絡み合うわけですが。
それだけに、正直群を抜いてほかのギャンブルより予想は難しいと思います。
ただ、当たった時の痛快さも、また、ほかのギャンブルを遥かに上回ると個人的には思っています。
e0078069_814215.jpg

よく競輪は「ひとつのレースを解説するだけで1冊の本ができる」というくらい、濃く、深いものです。
なのでそのぶん、ビギナーファンが集まりにくく、ファンの高齢化が顕著です。
それこそ競馬のように手軽にわかりやすく買えるわけでもないですし。
まあそのうえ競輪ファンってマナー悪いおっさんやじいさんが多いのでイメージも悪いww。
でも、オリンピックでケイリン(この競輪とはややルールが異なります)がテレビで放映されると、
そのかけひきの面白さに惹かれる方も結構いらしたようです。そうなんですね。心理戦もありますから。
実際に競輪場で見ると、その魅力を感じて頂けるかも知れませんね。
知識人や文化人に競輪好きって結構いるんです。馳星周とか、伊集院静とかね。
それになにより、人間が他の動力を使わずにもっとも速く走る競技が自転車ですから。
※ちなみに下の画像、一番前を走っている紫の服を着た人は「先頭誘導員」といいいます。
レースが後半になるまで、この選手がラインの隊列を整え、混乱を防ぐとともに、レース中盤まで、
すべてのラインの一番前で走る選手(ここでは1番車)の無用な体力消耗を抑える役割を果たします。
(残り2週程度でこの先頭誘導員はバンクから下がります)。
e0078069_81484.jpg

そして、残り1週半で鐘が鳴ります(打鐘・ジャンとも言います)。そこから本格的に激しい攻防が始まります。
さらに最後の4コーナー、風を切って逃げる9番車(小島敬二・石川)の後位にピタリとつける7番車(井上昌己・長崎)が、
恵まれた状態でゴールを目指します。さらにその後ろでも5番車、
8番車がどこからか突っ込めないかと必死にもがいています。平塚競輪場は大歓声と悲鳴に包まれます。
e0078069_815487.jpg

結局、小嶋の逃げを生かした井上が優勝でした!
(私の車券は井上の頭から買ってはいましたが、2着を外してしまいました・・・)。
e0078069_82179.jpg

井上は喜んでヘルメットを観客席へ投げ入れます。
e0078069_82617.jpg

そして、レース終了後、仲間の選手から胴上げです。
e0078069_824328.jpg

その後は表彰式。バンクが開放され、観客が中に招き入れられます。
e0078069_825281.jpg

出場選手によるシャンパンファイト。黄色の服を着た井上(7)は小嶋(9)らから手荒い祝福を受けます。
e0078069_825875.jpg

戦いを終えたあとのすがすがしい顔ですね。達成感に満ち溢れています。
e0078069_83491.jpg

そして賞金が1億円!!!!!!!!!
e0078069_831092.jpg

SY氏も外してしまったようで・・・。表彰式後は平塚駅へ戻り、さらにJRで鶴見へ。
そこではう(いわかつ)氏と合流し3人で忘年会・・・。世代が同じなので話も盛り上がり・・・。
最後は川崎に置いておいたチャリで帰宅しようとしましたが疲れて乗る気になれず・・・。
そのままにしてタクシーで帰宅。チャリは大晦日取りに行きましょうw。

さあ、大晦日はいよいよ松田聖子カウントダウンコンサートっす。
次回更新は元旦の朝でしょう・・・。
こんな自己満足ブログに多くの方のご来訪、ありがとうございました。
今年はアクセスが非常に増えた一年でした。来年もよろしくお願いします。
よい年をお迎え下さい。
by navona1971 | 2008-12-30 23:13 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(2)

KEIRINグランプリ06

さあ、今年もあとわずか。今日は恒例となったKEIRINグランプリ観戦。
空は澄みわたり、気持ちがよい。まず、有楽町で買い物があるため、最寄り駅へ。
Suicaにチャージしていると声をかけられる。W44Sで音楽を聴いていたので気づかずびっくり。
同じマンションのKさんご一家じゃないか。外でよく会うんだよな、ここの奥さんと。
美人なんだよねぇー。旦那さんもとても優しい感じの人で。
いい夫婦でうらやましい。一応子連れだったので「一足はやく、少ないけどね」とお年玉をあげる。
うーん、見栄を張ってしまった・・・。競輪で取り返せねばw。

有楽町で買い物を済ませ、ラピスタ新橋へ。
京王閣は混んでいるだろうし、万一当たった時の払い戻しを考えてwここで買う。
こちらも結構な混雑ぶり。来場者サービスで赤競をもらう。
久しぶりに車券を購入。わての決めた買い目と父のアドバイスによるものと二種類。
高速バスで移動中のSY氏から「まもなく東京に着く」との連絡で八重洲口にて待ち合わせ。
「東京はあったかいですね」と開口一番彼が言う。寒くて震えてたんだけど、わて。
やっぱり東北とは違うんだねぇ。まだまだこちらの冬なんて甘いんだね。
e0078069_1938173.jpg

中央線で新宿へ。そこから京王線準特急で調布、相模原線で京王多摩川。
おお、人出がすごい。なんかグランプリって雰囲気。
そんなこんなであっという間に陽が傾く。そう、この夕暮れがグランプリだよね。
陽が隠れると暖かかった空気が一気に冷え込む。さむーw。
ホッピーを呑みつつ発走をひたすら待つ。
普段ガラガラなスタンドも今日は空席を見つけるのが大変なほど。
吉岡が引退するのでは?という新聞報道もあったし。
e0078069_1938773.jpg

いよいよ発走。気のせいか去年よりも空が明るい気がする。
しかし、場内のグランプリ独特の雰囲気はたまらないね。
観客が軽い興奮状態っていうのかな。わても二年連続での観戦だけど、
これを見ないと年を越せない感じになってきた。
e0078069_1944433.jpg

本当に最後のレースになるのか、吉岡。発走台で彼は何を想う?
e0078069_1944955.jpg

レースは合志が飛び出し吉岡が前家する展開。これだと山崎は逃げる形か。
噂では最後だけに吉岡が逃げるか?なんてのもあったけどね。
手島が山崎の後位を競るかと予想されたがそれはなく、
案外とすんなりとしたレースに。競ると利点がないってのをわかってくれたかな。
特にグランプリでは競るとロクなことないので。落車も怖いし。
そういう意味では自力で動いた手島の心意気は褒めてあげたい。
結局、山崎の逃げを利した東北ラインの三番手から突き抜けた有坂がグランプリ覇者に。
吉岡は7番手からの捲くりが決まらず惨敗となる。
秋田県から初めてのグランプリレーサー登場!
有坂ファンとしては嬉しい。枠単だが車券もゲットした(低配当だけどね)。
K1でおなじみの角田さんから花束贈呈。笑顔で受け取る有坂である。
e0078069_19441429.jpg

有坂の表彰式が終わり、「さぁ・・・終わったか」と思ったら場内アナウンス。
「吉岡選手からファンの皆様にご挨拶があります」えええええええええええ!マジか!
どよめくスタンド。すでに帰途についているファンも多いけど、まだまだぎっしりだ。

自転車に乗り敢闘門から出てくる吉岡。壇上に立ち、涙ながらに最後の挨拶をする。
声にならない。嗚咽とともに締めくくり、具体的に引退という言葉は口にしはしなかったけども、
ファンへの感謝の言葉ばかりが続いた。
「てめえ吉岡やめんじゃねーよ」。罵声も飛ぶ。愛情という名の罵声が。
e0078069_19441926.jpg

吉岡が挨拶したあと、日本自転車振興会、その他協賛団体から表彰が続き、
最後、ご両親から花束贈呈。バンクに家族を呼んだのはこれが初めてだってね。
何度も涙を拭う姿にこちらももらい泣き。周囲でも涙する人の姿が目立つ。

低迷し、白眼視された競輪というギャンブルの中に中野の後継者として舞い降りた吉岡。
わては全盛期を直接目にはしていないけれど、過去の映像では何度も見てきた。
彼のフォームって、獲物を狙った豹のようなんだよね。誰よりもキレイでかっこいい。
選手の人柄も大事なことはわかる。でも競輪は博打。選手は博打の駒。賭けの対象。
1着にどれだけ絡むことができるか、それが評価のすべてだと思う。
余計なパフォーマンスも浪花節もいらない。
黙々と輪界を背負ってきた吉岡こそ、ファンのことを最も考えていた選手でしょう。

歳とっても、それこそ還暦まで走って欲しかった。でも、彼なりの美学があるのかな。
とにかく、長年この世界をひっぱってくれたことに感謝。
e0078069_0242061.jpg

そして現役選手として最後の場内一周。
吉岡がゆっくりペダルを踏みと、鐘が鳴り響く。心地よい、気持ちのよい音。
冬のピンとした空気の中を突き抜けていく。
ファンからは吉岡の名前が悲鳴のように連呼される。
わても「吉岡お疲れさま!」と涙声で叫んだ。だめ、もう涙が止まらない。
e0078069_0272746.jpg

一周して敢闘門に戻ったところで選手から胴上げ。
同時にスタンドのファンからは吉岡コール。
その声援を背に門の中へと消えていきました・・・。
e0078069_0271519.jpg

SY氏も涙ボロボロである。無理もない。
吉岡引退は残念だけれど、きちんとしたセレモニーは見ることができたし、
有坂が優勝、レースもみんなが正面切って勝負したので、充実した内容だった。

相模原線で京王稲田堤。そこからJR南武線稲田堤へ歩き、南武線経由で川崎へ。
そこから京浜東北線で鶴見へ。ういんろっく氏ことIK氏と待ち合わせ忘年会である。
今回の会場はIK氏たっての希望で「さくら水産」。鶴見店へと進む。
IK氏と合流。同時に「不要」と言われた高級ヘッドフォンを頂く(5000円くらいするらしい)。
※ちなみに帰宅後聴いたら確かにすげえ音だった。

しかし、確かに安い。魚肉ソーセージ50円とか、マグロ煮が80円とかw。
ビール、ウーロンハイ、ホッピーとみんなハイペースで呑みまくる。
IK氏とSY氏は今年夏の神宮での野球観戦以来の再会。
野球、相撲、競馬と話題の共通項も多いので打ち解けるのが早いw。
e0078069_0273363.jpg

で、コロッケ、鳥の唐揚げ(5セットくらい頼んだかもw)、オニオンスライス・・・
刺身(これも280円~380円程度で安い。馬刺も食べた)も頼みまくり・・・。
90分ほどいて、たらふく食べて一人4000円。
かなり食べ物を頼んだので・・・それでも安い。
会計を済ませると酔ったSY氏が店頭でいきなり”股割り”のパフォーマンスwwww
そして「甘いモノが食べたい」というIK氏の希望で階下のコージコーナーへ。
みんなカロリー大丈夫かwwwww。
そして「来年はいい年にしよう!」と3人で堅い握手して解散。

IK氏は帰宅、わては酔い覚ましを兼ね、定宿のカプセルに泊まるSY氏と歩いて川崎に向かう。
幸いにも寒くなく、風もないため、気持ちよく歩ける。30分ほどかけて川崎に到着。
e0078069_0251884.jpg

で、川崎に着いてからは定番?のUFOキャッチャー。
(ついつい使ってしまうんだよねー、100円玉を)。
これ、不二家のパラソルチョコレート(テラ懐かしい)。
うまくSY氏がうまくアームでつかんだと思ったら落下ゾーンの手前でひっかかるw。
隣で見ていたOL風二人組爆笑(右側がかわいかった)。
SY氏がすっきり取ってくれれば、女の子拍手→獲得商品をあげる→ナンパ成功w
という流れになるはずだったのに!(人のせいにすんなや自分w)。
このあと、結局ペンシルチョコレートはゲットできたのだけれど、おにゃにょこの姿はなし・・・
ちなみに、SY氏がここに来るたびにトライしていた握力・背筋測定マシンは消えてましたw。
e0078069_0253821.jpg

今日の戦利品は以上。でも私がとったのは一番左だけ。
SY氏ゲットしまくりでした~。ありがとう~。
by navona1971 | 2006-12-30 23:32 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(4)
e0078069_9244589.jpg

今日は福島から友人の出タラ目氏が上京する。
川崎競輪、今季最後のナイター開催に出場する堺哲也選手(A3:66期・追込・福島)への応援で。
出タラ目氏と堺選手は地元の高校で同級生。進学校なのに大学に行かず競輪選手を目指した彼。
ちなみに66期の福島といえば、岡部芳幸選手と同窓なんだよね。
二年前、福島・泉崎自転車競技場で行われたサイクルフェスティバルで、
岡部に「堺選手しっていますか?私、同級生なんです」と切り出した出タラ目氏に対して、
「ああ!哲っちゃんと?!」とにこやかな笑顔になったことを思い出しました。

ちなみに昨年、堺選手が川崎に来た際も二人で観戦しました。
発走台を前に「哲っちゃんガンバレ!」の出タラ目氏の声援に奮起し、追込型の脚質にもかかわらず、
バックを取る競走(残り半周で先頭を走る状態のことを指す。積極性がある証拠)を見せた記憶があります。

今日は5R。4R終了後の顔見せ(次のレースで走る位置を主張するための周回)走行で
でゆっくり周回する堺選手に思わず金網を握る姿にも力が入る出タラ目氏である。
私は「堺!○○(出タラ目氏の本名)が来てるんだからガンバレ!」と大声で声援を送る。
この日も位置はなく、厳しいレース展開。凡走なら7着以下になる可能性は濃厚。組み合わせも格上だ。

そしてレース。ここではピンク色の8番車が堺選手。
出タラ目氏は「哲っちゃん100勝おめでとう!」(先日達成した)。さすがに優しい言葉だ。
私も「堺!同級生が来てるんだぞ、ガンバレ!」と無神経に声援w。
ちなみに出タラ目氏は堺選手を1着、2着総流しw、私も堺選手2着で何点か流した「愛情車券」ですw。

「構えて!」の審判の声のあと、号砲一発で発走。
「気合入ってますね。顔を見ればわかります。気持ちが伝わってます」と出タラ目氏。
レースは粛々と周回が続き打鐘。インに包まれ気味で苦しいがいい感じで3~4コーナーに来た!
だが最後の直線で伸びない。でもこれは3着に入るかな???と思った瞬間、「ガチャン」と金属音が。

ゴール線の先で転倒したのは堺選手でした。青ざめる出タラ目氏。
バンクに倒れこむ堺選手・・・。静まり返るスタンド・・・。
どうやらゴールを過ぎてからの落車のため失格や各種審議の対象にはならず・・・。
担架に乗せられたあと、堺選手は控室に運ばれていきました。
結果は残念ながら5着。でも、3着にはかなり接近していました。
かなり無理してゴール線突っ込んでましたね。なんとか一つでも上位の着を!と狙った走りでした。

出タラ目氏とは二人で「声をかけてプレッシャー与え過ぎたかな」としんみり。
まさか落車するとは・・・。でも、これもプロ。声援をもらって嬉しくない選手はいないでしょう。
やや最近は単調な走りが目立っていただけに、今日の気合は素晴らしかった。
昨年の川崎でバック取った競走もそうだったし、今回もそう。
彼は応援に来ていることがわかると頑張るね。出タラ目氏は「感極まりました」とポツリ。
いや、それは私も同感。目頭が熱くなったわ。
堺選手、余計な声を掛けて申し訳なかったけれど、いいレースでした。

出タラ目氏は年齢制限が撤廃されたことを契機に競輪学校を受験している。
サラリーマン生活をしながらのトレーニングの日々。
その夢を実現したい、と思わせたくなるような堺選手の走りでしたね。
出タラ目氏の目はギラギラしていましたわ。
e0078069_2140489.jpg

で、話は競輪場内のグルメへ。おそらく日本の公営ギャンブル場で
もっとも食事が充実している、と言われる川崎だけあって、腹はふくれますわw。
3コーナー裏手のお寿司。うめええええええwwwww。
っていうか3カンで\200って・・・。
だいたいさー、寿司なんて価格にびびりつつw食べるんじゃなくて、
もっと敷居が低いもんだろー。かといって回転寿司は味気ない。やっぱ寿司はこうじゃなきゃ。
e0078069_21401187.jpg

競輪はこんな食べ物をモグモグしながら観戦しています。
これは3コーナー裏手にある売店のヒレカツとウーロンハイ。
ここのママさん(おばちゃんというにはあまりに失礼)は非常に上品な雰囲気の方で、
川崎競輪なんかに存在すること自体が信じられないような美しい方です。
飾らない格好でフライを手際良く揚げる姿はかっちょいい、というかオーラすら漂う。
そしていつも優しいのである。「欲しいのがあれば揚げますよ」。泣ける・・・。
心なしかいつも店内の酒場は混んでいる。
きっとこのママさん、というか奥さんに癒しを求めているんだろうなぁ・・・。
e0078069_21401885.jpg

このピザは、川崎競輪場をホームバンクにしていた元選手、白石章さんが
軽自動車を改造したクッキングカーで焼いているピザです。
川崎競輪に来ると必ず食べるんだけど、おいしいっす。とろけるチーズがたまらないっす。
競輪場でピザってのがおっしゃれーじゃんw。
by navona1971 | 2006-11-11 22:23 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(2)

花月園オールスター競輪

川崎競輪場と並び、わての”ホームバンク”である鶴見・花月園競輪場。
今年、グレード1レースの「オールスター競輪」が開催される。この土曜日から六日間。
最近ご無沙汰していたうえに、福島から友人の出タラ目氏が上京するので、一緒に観戦することに。
以前より興味が薄れたとはいえ、やはり吉岡、神山、そしてスケート界からの華麗な転進に成功した武田と、
その名のとおり、超一流の選手が一同に会する場なので、楽しみですわ。
e0078069_21314292.jpg

特別競輪(GⅠ)は全国各地の競輪場を持ち回り制度で開催するため、
花月園でもそうそう見られるレースではない。わてが競輪に興味をもってから(ここ10年)は、
特別競輪開催の記憶はない。共同通信社杯はGⅡだし・・・。

それだけに客の入りはそこそこ。全国からもファンは集まるしね。幸いにも今日は土曜日。
しかし、今日も席にはあっさり座れた。競輪人気の凋落を感じますわ。
来場者も高齢者ばっかり。競輪が活況だった頃に働き盛りだった人がみーんな年食った感じ。
昔は川崎や京王閣、後楽園に数万人入ったってのが嘘みたい。
じいさん達はみんなよれよれの姿だが予想紙を見る顔は非常に真剣。
競輪って絶対痴呆防止にいいよ。なぜって予想が本当に難しいから。
とにか頭を使わないといけないギャンブル。その複雑さが嫌われる原因でもあるんだけど・・・。
わても競輪を覚えるのに苦労した。友人にルールを教えるのはそれ以上に苦労した。
競馬は「ただ早い馬の組み合わせ(1~3着)を考える」だけど、競輪は違うんだわ。
展開やラインっていう要素がからみあってね・・・。

選手の性格、ラインの構成、バンクの癖、勝ち上がりの権利・・・考えると尽きない。
だから競輪場には生命力のない年寄りはいないw身なりは悪くても頭は回ってる。まぁ競輪脳かもw
わてなんか結構ぼーっと見てるが、周囲では「あいつこの間はだめだった」とか、
「先週はいい走りをしていた」とか。まーまーよく見てるw。
ゴール線も「1-4だ!」って。アンタの目は写真判定機かよって感じで。
e0078069_21315159.jpg

必ず立ち寄る1コーナー裏手にある「当たり寿司」。
当たりって・・・食あたりとかそういうんじゃないですw
だいたいさ、寿司ってこういう手軽なもんでしょう。今の寿司は気取り過ぎ。鉄火場はこうじゃなくっちゃ。
e0078069_2132080.jpg

で、いただきました。小ぶりですが味はまずまず。ちゃんとお茶も出ます。
立ち食いですが、後ろにはミニクーラーがあるのでとても涼しく、快適。
同行の出タラ目氏は食べまくってますw。私より早食いする人をはじめて見たw
e0078069_21321262.jpg

わてはギャンブル狂じゃないです。こんな程度しか賭けません。
しかも「3連複」・・・。根っから貧乏性ですw昔はちょこちょこ当たりましたが、最近さっぱりですねー。
e0078069_21322277.jpg

花月園競輪は鶴見駅近くにある子高い丘の上になります。
隣は曹洞宗の総本山、総持寺。石原裕次郎も眠ってますね。
観客席の最上段から外を見ると・・・。遠く左手には横浜ベイブリッジ、右手にはランドマークタワーが。
こんな風景と眼下のハズレ車券舞う競輪場が対照的ですね。
e0078069_2132315.jpg

最終レース。競輪場は撮影禁止のところが結構あるんだよね。
花月園はどうだが知らないが、どこにも禁止と書いてないから撮った。
禁止の理由は「顔が写りたくないお客様がいる」かららしいw競輪らしいわw
指名手配犯を追うには競輪場に行け!なんて話もあるみたいだからね・・・。
レース終了後帰途につくと裏手であの中野浩一とばったり。びっくりだわ。
by navona1971 | 2006-09-02 13:45 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(7)

京王閣サイクルフェスタ

e0078069_1322316.jpg


午前中~午後ヤボ用があり、急ぎ済ませ京王閣へ。
京王線京王多摩川駅で降りる(っていうかここに昨日も仕事で来たやんw)。
今日は京王閣競輪場でサイクルフェスタ2006が開催され、
自転車競技で友人、SY氏が出るので応援である。


e0078069_1322365.jpg


出店もいくつかあった。そして、今年初めてのカキ氷。
シャリシャリ目の前で氷を削ってくれた。いやいや風情あるね。
頭にキーンと来る痛みと戦いつつ食べる・・・。

e0078069_13224117.jpg



SY氏出場のケイリン競走。
善戦むなしく最下位。けれど内容はまずまずだった。
単騎での戦いだからね、なかなか展開的には厳しいわけだから。
レースを終えて自転車を受け取ってあげる優しいわてであるw
車検場に戻り、グローブを投げつけるSY氏。わてにはない「悔しさ」を持つ人。
ここから人としての成長が始まるのだと思う。
わてなんて「悔しさ」を感じることなんてないもの。逃げてばかりだから。
あかんね。全く・・・。
裏の通路をS級1班現役競輪選手の佐々木龍也が歩く。
思わず声をかけ挨拶するSY氏(はやっ!)。千社札をもらったよう・・・。


e0078069_13224768.jpg


気温はさほど高くなかったとはいえ、ここで半日を過ごしたら疲労もたまる。
事前に調べておいた京王多摩川駅から徒歩数分の銭湯「緑湯」へ。
浴室はSY氏とわてだけの貸切状態。
しかもここは湯船が円形。銭湯マニアな私でも初めてみた珍しさ。
番台に座るおばちゃんと雑談しつつ、ポカリスゥエットで水分補給。
しかしいい風呂だったわ。もう、「くーーーーっ」って感じ。いい湯だ。
湯船も熱過ぎず、ぬる過ぎず。ガラガラなんて勿体ない。

そういえば、わて、昔風呂屋でバイトしたことあんの。
風呂掃除。上半身裸になって掃除して、最後は風呂に入る。
湯冷めして数日で辞めたw。だって真冬だったしw
ちなみに浴室がお客さんがいなくなったかどうか確認するために、
小窓があって、そこからのぞいていいことになっていた(おぃおぃ)。女湯も。
えーっと、一応合法なので、ハイw
でも、仕事なので淡々と眺めていて「早く帰ってよー」思ってたな・・・。

川崎で宿泊するSY氏とともに稲田堤経由で南武線。わても小杉で降り帰途へ。
by navona1971 | 2006-07-22 23:09 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(3)

川崎競輪「桜花賞」

e0078069_2056094.jpg


今日は年に1度の記念競輪、川崎桜花賞の決勝戦。
本来であれば、名前の通り、春先に開催するんだけれども、
今年はグランドスタンドの改修工事の関係で、GWの開催となった。
しかも今日は競馬の天皇賞・春とぶつかっている。

朝、川崎グランドホテルで宿泊していたSY氏と待ち合わせ。
ゆっくり競輪場へ向かう。途中、第一京浜と市役所通りとの交差点脇にある
稲毛神社へ散歩がてら立ち寄る。ちょうど結婚式。
厳かな雰囲気の中、新郎と新婦がゆっくり歩いてきて、消えていった。
いいね。和風で。空も二人の門出を祝うかのような青空。
しかし、いいなぁー、結婚。テラウラヤマシス。

e0078069_20555057.jpg


おなじみ”素人脚自慢”。
自らレーサーも所有するSY氏もチャレンジ!これ、簡単そうに見えますが、
止まってる自転車を力いっぱいバランスよく速く、力強く漕ぐのは難しそう。
無事に記念品をゲットしているようでした。
ただし速度が思ったより伸びず本人は不満げ。

e0078069_205667.jpg

昭和29年の川崎桜花賞のスナップ。パネル展示から1枚。
当時は「実用車」(つまり普通の自転車)のレース区分もあった。
歴史を感じさせます。

競輪は今でこそ不人気ギャンブルの王様だけども、昔はすごかった。
押すな押すなである特別競輪の決勝では6万人が集まり、
観客席に入りきらなかった入場者をバンクの内側にロープを張って
観戦させてたわけだから。

で、当時のファンがそのまま歳くってじいさまに。
若い人は競輪場に来ないし。まぁ、難しいからね。
決まり手とか並びとか。
わても理解するまでにはしばらく時間を要した。
まぁこんなもの理解しなくていいんだろうけどw

続きはまた改めて。
by navona1971 | 2006-04-30 20:56 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(4)

当たり寿司→花見

e0078069_19425940.jpg

こちらに遊びにきたSY氏と花月園競輪を観戦に出向く。
競輪場の周囲には桜が満開だが、来場者は一瞥もしない。花より博打が大事かw
今日の客の入りは今ひとつ。
平塚と京王閣でS級シリーズが開催されてるのも響いているよう。

花月園競輪名物「当たり寿司」。3カンで¥200。
いやぁ最初店にシャッターが下りてて「え?閉店」と。
当たり寿司だけに”当たって”しまったのかなwと、不安がよぎるも
これまでの3コーナーから1コーナー裏手に移転しただけなのね。
お茶こそ紙コップだけども、なかなか本格的でしょう?
というか、そもそも寿司なんてこういうものなんだよねぇ。
鉄火巻だって、鉄火場(博打をやる場所)で素早く食べるために生まれたものだし。
天ぷらも江戸時代は屋台ばかりで道路べりでパクついたのが由来だし。

まぁわての場合、競輪場にギャンブルに行くというよりは、
そこの食べ物を楽しんでいるような感じ。
このブログにはよく競輪が登場しますが、わてが1日¥2000以上賭けたことありません。
去年1年間に競輪につぎ込んだお金は¥5000くらいでしょう。
一応名誉のために?書いておきますw




e0078069_1943559.jpg

ハズレ車券が風に舞う中、競輪場を後にする。
京急花月園駅前の商店街にはコロッケ屋があった。
おそらくコロちゃんコロッケのFCから脱退したような雰囲気。

たまに立ち寄ってコロッケ買ってたんだよねぇ。
SY氏と一緒に野菜コロッケをチョイス。すると横には「閉店」の張り紙。
聞けばあと数日で店を畳むとのこと。
真面目だけど、あまり世渡りが巧そうには見えない初老の男性。
彼はこのあとどうするんだろう。
たかが¥52のコロッケ2個の売り上げに丁寧にお礼言われ複雑な心境。

国道駅から鶴見線で鶴見。そこから京浜東北線で石川町へ。恒例の散歩。
20分ほど歩いて黄金町へ。大岡川の桜を観たかった。
想像以上の桜並木。夜を向かえ、ボンボリの灯りが花びらを照らす。
途中の橋には三脚持参のカメラマンがずらり。
なぜ?と見上げると正面にはランドマークタワーが。
桜とちょうど一緒に構図に入れるのね。

かなり歩いてお腹を空かせたところでSY氏に夕食の提案。
中華の清香楼かジンギスカン焼肉の大衆か。SY氏の希望で焼肉へ。
昨年も二人で出向いた野毛にある焼肉「大衆」。
ジンギスカン(そういえば最近ブームね)が一皿¥380、ホルモンは¥280。
二人でたらふく、そして黙々と焼いて・・食う。
にんにく風味のタレにつけてあるんだよねぇ。コクと旨みがたまらん。
SY氏はご飯が進みどんぶりご飯をおかわり。
店に入った瞬間は空いていてあれ?と思ったえけども、あっという間に満席。
いつもはカウンター席だったからね。今日はテーブル。
二人で満腹になるまで食べて会計は¥3180。財布に優しい・・・。

川崎に戻り、最近の恒例?になってるゲームセンターへ立ち寄る。
いやぁ、またまたUFOキャッチャーにはまり・・・。ほどほどにしないとねぇ。
春らしい暖かい夜で楽しいひとときでした。
by navona1971 | 2006-04-02 19:42 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(2)
e0078069_17293798.jpg



今日はいい天気。
そういえば、平和島競艇でSG総理大臣杯競走が行われるんだった。
実はまだ一度も競艇を見たことがない。ちょっとのぞいてみることにする。
京急で平和島へ。そして、第一京浜沿いにある護送車(無料送迎バス)乗り場へ。
競輪場よりやや年齢層は低く、そして幅もある。

そして競艇場到着。
まず、建物のカラーリングが明るいことに驚く。
入口に向かう脇に予想紙の売店があるのは競輪と同じだね。
100円を払い入場。さすがグレードの高いレースの決勝戦だけに混んでいる。
出走表をもらう。カラー刷りで読みやすい。
しかもレース結果や配当を記入するスペースもあり、使いやすい。
さらに表紙の下に視線をやると、「ファンの皆様、ありがとうございます」という囲み記事が。
そこには来場へのお礼と、収益金が福祉事業、発展途上国支援等に
役立っていると説明文があり、今後も競艇をご愛顧下さい、と〆ている。

そう、競艇は笹川良一(一日一善の人ね)氏が理事長の頃から、
当時の日本船舶振興会のCMの最後に「ファンの皆様、ありがとうございます」という
テロップが出ていたことを思い出した。
お客様本位、という気持ちが(少なくとも競輪よりは)出ているのね。

感心しつつ奥へ進む。
ハズレ舟券はあまり散乱してないし、ファンも案外穏やか。
SG戦ということもあり若い世代も多いし、女性客もいる。
これだけ人がいるのにガードマンが少ない。川崎競輪の方が多そうだw。

しかも、ベンチには「荷物で場所をとらないように」ときちんと張り紙がしてあり、
概ね来場者がそれを守っているよう。
これまで秩序のない?競輪場に行っていたのでやや戸惑う。
発走時間に近づくと、場内放送に加え、ガードマンがマイクで投票を促す。
全体的にキビキビしている印象を受けた。

うーん、なんか、全てが競輪よりいいよ。まいったな。
これじゃあ競艇に行きたくなるよなぁ。少なくとも競輪よりはいい、ずっと。


e0078069_17294842.jpg

フライングとなった艇にからむ舟券は全て払い戻しになるため、
詳しいルールが掲げられている。丁寧だねぇ。
選手もフライングした場合は厳しいペナルティが課せられる。
主催者側も賭金を返還しなきゃならないから大変な損失。
落車しても買った客は丸損の競輪とは大違い。
しかも失格理由も競輪なんて今ひとつ明確じゃないしね。


e0078069_17295442.jpg

ぶぃぃぃぃぃぃぃん!!!!!とエンジン音を響かせながらボートが目の前を通過。
なかなか迫力ありますねぇ。特にオレンジブイをターンする部分なんて。
スピード感があって爽快。で、案外住宅密集地なのね。
後ろのマンションはベランダからレースが見えるんだろうねぇ。
ちなみに平和島競艇のコースは運河とつながっているため、海水だそう。
風や干満の影響もレースの予想に多少は響くとか。



e0078069_1730340.jpg

食堂。なかなかメニューは充実している。
1号艇ラーメン。ネーミングがにくいじゃないの。
聞くところによると以前は650円の”6号”艇ラーメンもあったとか。
いいねぇ、鉄火場の雰囲気満点。ちなみに「なか卯」もあります。
わてはラーメンは食べなかったけど、焼きそばを頂きました。
ソースが絶妙でおいしかった。
川崎競輪場でおなじみのフライやおでんなども売ってます。
by navona1971 | 2006-03-21 17:30 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(0)