KEIRINグランプリ2008(平塚)へ。「賞金1億円は誰の手に?」

はい、どうも。
今日は公営ギャンブルのうちの一つである「競輪」で、もっとも格式の高いレースである、
「KEIRINグランプリ2008」を平塚競輪場で観戦します。
行く予定ではなかったんですね。最近というかもう競輪に興味が薄れてしまったってのもあって・・・。
友人SY氏が観戦するとのことでお付き合いして私も行くことになりました。
出発前にウォークマンの収録曲を整理。A面中心だったんですけど、一旦はずして、
B面中心に入れ替え。うーん、聖子ちゃんはB面もめちゃくちゃいい曲が多いね(こればっかりw)。

で、このレースは、原則としてそのシーズンの賞金ランキング1位から9位の選手が出場します。
そして、ここでの1着賞金は1億円ですから、ここで優勝する=賞金王と思っていいわけです。
最近は長期低迷傾向が続く競輪ですが、この日だけは各スポーツ紙も競輪ネタが1面トップです。
いつもはガラガラな競輪場も、ごらんのようにぎっしり・・・。ちなみに自転車走路(バンク)の一周は400mです。
このバンクを7週して、1着を決めるわけです(グランプリ以外の競輪は6周です)。
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競艇と同じように、こうやって個々の選手への横断幕があったりします。
選手はレースを始める際に、右の「敢闘門」と呼ばれるゲートから順番に発走台へ向かいます。
競馬は馬券、競艇は舟券なので、競輪は「車券」と言います。もちろん1枚100円から気軽に買えます。
私も久々に予想し、1200円くらい買ってみました。
3連単でも、512分の1ですから、夢を買うにはちょうどいいです。宝くじより当たります。
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夕暮れの平塚競輪場。よくぞここまで競輪ファンが集まりました。
グランプリは最後の大一番ですから、選手もファンも思い入れは一層あるんですね。
まぁ財産をここに賭けて年越し必死のファンもいるでしょうがww。号砲一発で発走です。
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競輪は「ライン」と「脚質」が予想の大きな要素となります。
よい着を獲るのに大切なのは、「受ける空気抵抗を少なくする」こと「仲間との連携」です。
好き勝手に走っていても、何周かしたらみんな疲れてしまって、レースになりません。
最後の周回は時速60kmを超えますから、向かってくる空気抵抗は体力を激しく奪います。
より確実に勝利を目指すために、選手は、住んでいる地域や、
競輪学校の卒業期などで、数人の仲間(ライン)を組みます。
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さらに、ラインの先頭に立ちレースを組み立て、風を切って走る「先行」タイプの選手と、
その先行選手の後位について、受ける空気抵抗を少なくし、ゴールへ向かう「追込」タイプの選手、
また、その両方ができ、レースによって動きをかえる「自在」タイプの選手と、得意な戦法、脚(足)質で
選手が分類されます。基本的に若く、体力のある選手は「先行」が多く、ベテランになるにつれ、
「追込」になっていく傾向があります。「先行」は風を切って走る分、体力消耗が激しいですが、
強靭なパワーと上手な戦い方を駆使すれば、逃げ切ってよい着を確保することができます。
また、「追込」は、「先行」が自分の前で走ってくれるおかげで空気抵抗が少なく走れるわけですから、
恵まれる可能性も大きいわけです。ただ、後ろを走るかわりに大切な仕事があります。
それは、同じラインの「先行」選手を守ることです。レースは終盤になるにつれ、ライン同士の激しい攻防になります。
その道中では、攻勢をしかける別のラインの選手へ体を張って邪魔したりすることもあるんです。
「先行」は、後ろの「追込」がそうやって”仕事”をしてくれることで無心になりひたすら走ることができます。
「追込」は、ほかのラインをブロックすることで、前の「先行」を助け、自分のラインから勝者を出そうとします。
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こんなラインという”仲間”による競争はゴール手前残り半周くらいまででしょうか。
そこまできたら、あとはライン関係なく、ひとり一人の力による走りでゴールを目指します。
ちなみにレースの展開としては、「先行」選手がすべてのラインの一番前で、ひたすら逃げて、
勝利を目指す「先行逃げ切り」と、別のラインの先行選手が、すべてのラインの一番前の「先行」選手を
横を走って追い抜く「捲くり」に大別されます。まぁ実際にはさらに複雑な予想が絡み合うわけですが。
それだけに、正直群を抜いてほかのギャンブルより予想は難しいと思います。
ただ、当たった時の痛快さも、また、ほかのギャンブルを遥かに上回ると個人的には思っています。
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よく競輪は「ひとつのレースを解説するだけで1冊の本ができる」というくらい、濃く、深いものです。
なのでそのぶん、ビギナーファンが集まりにくく、ファンの高齢化が顕著です。
それこそ競馬のように手軽にわかりやすく買えるわけでもないですし。
まあそのうえ競輪ファンってマナー悪いおっさんやじいさんが多いのでイメージも悪いww。
でも、オリンピックでケイリン(この競輪とはややルールが異なります)がテレビで放映されると、
そのかけひきの面白さに惹かれる方も結構いらしたようです。そうなんですね。心理戦もありますから。
実際に競輪場で見ると、その魅力を感じて頂けるかも知れませんね。
知識人や文化人に競輪好きって結構いるんです。馳星周とか、伊集院静とかね。
それになにより、人間が他の動力を使わずにもっとも速く走る競技が自転車ですから。
※ちなみに下の画像、一番前を走っている紫の服を着た人は「先頭誘導員」といいいます。
レースが後半になるまで、この選手がラインの隊列を整え、混乱を防ぐとともに、レース中盤まで、
すべてのラインの一番前で走る選手(ここでは1番車)の無用な体力消耗を抑える役割を果たします。
(残り2週程度でこの先頭誘導員はバンクから下がります)。
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そして、残り1週半で鐘が鳴ります(打鐘・ジャンとも言います)。そこから本格的に激しい攻防が始まります。
さらに最後の4コーナー、風を切って逃げる9番車(小島敬二・石川)の後位にピタリとつける7番車(井上昌己・長崎)が、
恵まれた状態でゴールを目指します。さらにその後ろでも5番車、
8番車がどこからか突っ込めないかと必死にもがいています。平塚競輪場は大歓声と悲鳴に包まれます。
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結局、小嶋の逃げを生かした井上が優勝でした!
(私の車券は井上の頭から買ってはいましたが、2着を外してしまいました・・・)。
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井上は喜んでヘルメットを観客席へ投げ入れます。
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そして、レース終了後、仲間の選手から胴上げです。
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その後は表彰式。バンクが開放され、観客が中に招き入れられます。
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出場選手によるシャンパンファイト。黄色の服を着た井上(7)は小嶋(9)らから手荒い祝福を受けます。
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戦いを終えたあとのすがすがしい顔ですね。達成感に満ち溢れています。
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そして賞金が1億円!!!!!!!!!
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SY氏も外してしまったようで・・・。表彰式後は平塚駅へ戻り、さらにJRで鶴見へ。
そこではう(いわかつ)氏と合流し3人で忘年会・・・。世代が同じなので話も盛り上がり・・・。
最後は川崎に置いておいたチャリで帰宅しようとしましたが疲れて乗る気になれず・・・。
そのままにしてタクシーで帰宅。チャリは大晦日取りに行きましょうw。

さあ、大晦日はいよいよ松田聖子カウントダウンコンサートっす。
次回更新は元旦の朝でしょう・・・。
こんな自己満足ブログに多くの方のご来訪、ありがとうございました。
今年はアクセスが非常に増えた一年でした。来年もよろしくお願いします。
よい年をお迎え下さい。
Commented by hakoten at 2008-12-31 08:54 x
昨日は私も現地で参戦していました。お目付け役(嫁)付きでしたが。
久しぶりにお会いできたらよかったんですが…
Commented by navona1971 at 2008-12-31 09:26
おはようございます。日記拝見していました。
奥様とご一緒だったようなのでお邪魔は控えた次第ですw。
いやーすごい混み方でしたね・・・。車券も的中させたようで~。
by navona1971 | 2008-12-30 23:13 | 競輪(KEIRIN)観戦記 | Comments(2)