日帰り北関東ローカル私鉄の旅 その2(秩父・東武鉄道編)

さ、西武鉄道西武秩父駅から秩父鉄道御花畑駅へ向かいます。
徒歩5分ほどですが、オレが乗る予定の電車はSトレインの到着から11分後。
御花畑駅は自動券売機と窓口がひとつずつしかなく、予想通り混み合っていた。
今日はSL「パレオエクスプレス号」の運転日でもある。Sトレインの寂しさとは裏腹。
切符購入の列が進まないが、たぶん対策はあるのだろうと思っていたら、
改札の駅員さんが「次の電車に乗る人はいますかー!」と声を上げる。
オレを含む何人かが飯能、いや、反応したが、そこで渡されたのがこれ。降車駅で精算だ。

その後すぐ羽生駅行が来て、乗車。
適度に空いていて、冷房も効いていて心地よい。
途中車窓に見える太平洋セメント(秩父鉄道の親会社であり、秩父にある武甲山から、
石灰岩を産出しセメントの原材料としている)の施設の大きさにも驚く。
途中駅からは女性が多く乗り込む(男はマイカーなんだろうね)。
みんな結構オシャレ。東横線よりみんなずっとキレイかも。水がいいからかな。
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途中、SLパレオエクスプレスとも交換し、熊谷を経て関東平野をひたすら進む。
今度は武州荒木駅で反対側から来る列車と交換。
来たのは東横線でも長く活躍した元東急8090系。懐かしいな。お世話になったもんな。
しかし、「ぶしゅうあらき」って名前がいいじゃない?
写真は撮り損ねたが、駅には花々が植えれられ、古い倉庫などもあり、いい光景。
近くには江戸時代の新田開発に大きく貢献した見沼代用水も流れている。
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はい、こちらも90分ほど乗り、終点羽生に到着。
オレが乗ってきたのは元都営地下鉄三田線の6000系。こちらも懐かしい。
折り返して再び三峰口行として戻っていきます。
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この武骨な感じの前面デザインがいいね。
結局、三田線が東急目黒線との乗り入れを決定したんで、新型車両に置き換えられたし。
編成は短くなりましたが、外観は三田線時代のままをほぼ保っています。
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恥ずかしながら知りませんでしたが、羽生市は衣料、藍染が主な産業だとか。
駅構内に展示されていたワンピースは色合いが上品。モダンだわ。カバンもいいね。
やっぱり、こうして近いながらも旅に出ると、わかることもあるんですね。勉強になるわ。
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ここから東武伊勢崎線でひとまず館林へ。
館林はほろ苦い思い出のある駅でね。あれは小学校6年生の時だ。
姉が高校でバレーボールをやっていたのだが、国体に出場することになり、
当時、群馬県の「あかぎ国体」のバレーボール会場がこの隣の大泉町だった。
父と応援しにでかけ、無事に勝ちを見届けた帰りのこの駅。
ホームの隅にある立ち食いそば屋でそばをすすり、浅草行の電車に乗り込んだ時、
そば屋の棚に自宅への手土産にした館林名物の煎餅を置き忘れたんだ。
くやしくてなあ。注意力のなさは当時から折り紙つきだったんだなw
しかも帰りの「りょうもう号」は満席で、ひたすら北千住まで時間をかけて帰った。
もう33年前のことだが、鮮明に記憶がある。
ホームに立つと、長い1番線のホームが懐かしい。あの時は陽も暮れて暗かったな。
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気になったのが、館林駅の駅名標にあった一つ手前の駅「もりんじまえ」。
茂林寺という名前らしい。風情があるじゃない?いつか行きたいね。
調べてみると、分福茶釜のゆかりの地だとか。

向かいの留置線には、10000系?が休んでいる。冷房もあるし、車体もステンレス。
さっきの話、当時、館林から北千住までは、7800系という吊り掛け、非冷房の旧型電車。
大きく揺れてギシギシ車体を軋ませながら走っていた。隔世の感がありあますね。
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駅にあった手作りポスター。こういうの大好きです。駅員さんが一生懸命描いたのかな。
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館林駅は日本の関東の駅100選にも選ばれた時計を正面に配した洋風駅舎です。
そして、改札を入ると段差がなく正面にホームがあるという、
いわゆる「国鉄型配線」の駅です(ずいぶんヲタっぽい内容ですけども)。
実際、私鉄は上下線とも島式ホームが多いんですよね。
東武鉄道はその路線延長の長さから「ミニ国鉄」と言われただけありますね。
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こういう駅構内にある職員詰め所なども独特の佇まいがあっていいわ。
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ここからは特急「りょうもう号」で赤城に向かいます。
スバルの企業城下町太田、桐生を経て、30分弱で東武桐生線の終点、赤城に到着です。
向かいには発車を待つ8000系。数を減らしましたが、まだまだローカル運用中心に活躍中。
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到着して折り返し整備に入る「りょうもう号」。
この地域の人にとっては東京方面へ素早く移動できる貴重な足ですね。
ここから上毛電鉄に乗り換え、大胡まで向かいます。
記事は「北関東ローカル私鉄の旅 その3(上毛電鉄・前編)に続きます。
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by navona1971 | 2017-08-27 00:04 | ぶらり旅行記 | Comments(0)