リハビリ散歩 その06 三島市・柿田川公園湧水群編

サイトメガロウイルス感染の件があったが、
特に自宅で静養すれば発症しない、とは言い切れないそうで、
「これまで通りの生活でいいと思います」とY先生は昨日仰った。
予防薬を以前から服用していることもあるし、変わらずリハビリ散歩に出向くことに。
思案した末、やはり寒い北へ行くのはまだ早いから、まずは西へ。
静岡も考えたが、ちょっと遠い。なので、手前の三島にしよう、と決める。
富士山からの恵みに育まれた町。湧水豊かな公園があるというので。訪れてみたい。

長らく仕事で静岡県を担当し、2~3か月に一度のペースで出向いていたが、
2014年で静岡から新潟へ受持ちが変わったので、ご無沙汰していたんだよね。
その後の町並みを見てみたい気持ちもあった。
幸い、隣町の沼津までの高速バスがちょうどいい時間にあるので予約。
ハイウェイバスドットコムでネット決済すれば座席位置まで指定できるので便利です。

バスタ新宿発だが、乗車するのは横浜市青葉区にある東名江田バス停から。
姉夫婦宅に比較的近いため、朝、小一時間立ち寄ってから向かう。
外食を控えている私に気遣い、早めの昼食を作って頂く。
最近昼はトーストとサラダが中心。お手間かけさせてしまいどうもすいませんw
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このあたりは土地勘もあるし、姉夫婦宅から「近いし、すぐだな」と思ってたが、いざ歩くと結構遠い。
歩く速度を速め、停留所に到着したのはバス発車時刻の5分前。意外に時間がかかった。ふぅー。
しかし、バスは都心部で渋滞に巻き込まれ、10分遅延で到着。まあこの程度の遅れはOK。
4列シートだが、縦9列しかない36人乗りのゆったり仕様。お陰で座席も広い。
昼時の便だけに乗客は10人いるかいないか。
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無事に一路、西へ向かう。週末、年度末が重なったせいか、東名の交通量は多い。
小一時間ほどして、足柄SAに到着。15分ほど開放休憩。
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SAの路線バス停車ゾーンの手前には、一足先にJR東海のスーパーライナー名古屋行も休憩中。
すでに生産が終了し、現役台数もかなり少なくなったエアロキングダブルデッカー。
なくなる前に乗っておかないとな。そろそろ姿を消してしまうかも知れない。
噂では要望はあるもののふそうがコスト面で見合わず生産・開発を見合わせていると聞く。
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新宿~沼津線は富士急と京王の共同運行だが、私の乗車便は京王の担当。最新型のエアロクイーン。
あっという間の休憩を終え、裾野ICで東名を離れる。大消費地首都圏に近く、
水も豊富なこの地域は、工場が目立つ。トヨタ自動車東日本、矢崎総業など、名だたる企業も多い。
そして結局遅れを回復できないまま、15分ほどの遅延で沼津駅に到着。
なんか駅周辺が騒がしいが、どうやら卒業式だからか。
あとは、進学や就職、また、卒業旅行などで出かける人もたくさんいる様子。
折り返しの新宿方面のバスは若い人々、特に女の子で長蛇の列ができていた。
早速原宿とかディズニーランドとか行くのかねえ。みんな楽しそう。
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ここ沼津から東海道線で一つ手前の三島に向かう。
静岡のライバルといえば浜松(or清水)、沼津のライバルといえば三島。
古くは沼津が格上だった。丹那トンネルができる前、最初に開業した東海道線は、
旧東海道線だった現在の御殿場線(沼津~国府津間)を通っていた。
しかし、そこには急勾配があるため、補機(補助)の蒸気機関車が必要でした。
その連結、そして、石炭と水の補給などのため、ほとんどの列車が沼津駅に停車しており、
その影響もあって、町も栄えたと聞いています。
ところが、海側を貫く丹那トンネルの開通と電化区間の延長で補機が不要となり、
さらに、戦後開通した東海道新幹線は沼津ではなく、隣町の三島に駅を作りました。
そんな流れで沼津の凋落がはじまり、ついに三島の存在がクローズアップされてきました。
長い長いホームが当時の隆盛ぶりを偲ばせます。
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その長いホームにわずか4両の熱海行。それでも15分おきくらいに来てくれるのは助かります。
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で、三島駅へ。JR東海の三島駅の隣に、伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線の
三島駅があります。久しぶりに来ましたが、駅舎がきれいになってる!
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ここから約40分かけて終点まで行けば有名温泉地の修善寺。
行きたいけど、今日はわずか一つ目の三島広小路駅で降ります。
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三島広小路駅正面の道路は旧東海道で、画像の右手を進めば三島大社の前も通ります。
のち出会うタクシードライバー氏(以下ドラ氏)が教えてくれたのですが、
このあたりは戦時中空襲での被害を免れた地域だそうで、古い町並みが残ったらしい。
実は好きな空間でもあります。独特なんですよね、この駅の佇まい。ドラ氏によれば、
ここから沼津まで、路面電車が旧東海道を走っていて、この駅で駿豆線に接続していたそう。
やや広い駅前広場が、その雰囲気を残しています。
どうやら駅構内のタクシー乗り場が、当時の路面電車のホームだったようです。
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早めの昼食だったのと、江田バス停までの焦った歩きが効いて、おなかが空いた。
軽くお茶したいが、お店が見当たらず。
駅向かいにハンバーガー店もあって興味が湧いたが、ダイエットを考えると踏み込めないw
結局駅前のミスドへ。うわー何年ぶりだろう。カロリーが気になったが、驚いた。
今のミスドって、価格の横にカロリーが書いてあるんだね~。
200カロリー台のドーナツと紅茶を選んで小休止。たまに食べるとおいしい。
さ、だいぶ遅くなりましたが、今回の目的地「柿田川公園」に向かいます。
当初は徒歩かバスのつもりだったけど、もう午後早くもないので、タクシーで。5分ほどで到着。
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三島は富士山の伏流水が湧き出る場所はいくつもあり、水の美しさ、豊かさは全国随一。
特にこの柿田川湧水群は、こちらの解説の通り、豊富な水量と高い水質が保たれています。
公園には水が自由に汲める場所があるほか、この水を使った豆腐やコーヒーなどが味わえるお店も。
ちょっとした庭園もあり、品種は無学でわかりませんでしたが、早咲きの桜も見受けられました。
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実はもっとゆっくり散策したかったのだが、
今いる場所から階段をずっと下がったところに湧水群があるため、
階段を何度も昇り降りしなきゃならず、リハビリ中の身にはきつい。また次回にしたいと思う。
さらに時間も午後3時を過ぎ、暖かさを求めて西へ来たものの空気は冷たく、無理はまずい。
今日はこんな感じのところなんだ、というイメージだけ掴めればいいや。また来よう。
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帰りもタクシー。よく話すドラ氏だった。でも、こういう会話から得る知識は意外に貴重だったりする。
相手が饒舌な人の時は、もう、全て任せて話してもらうようにしている。
さきほど触れた沼津凋落の件、東日本大震災以後、特に沿岸部に住宅地が多い
沼津離れを加速させたそう。沼津から御殿場線で少し進んだところに長泉という町がある。
内陸部で安心と、最近人気なんだそう。行政の子育て支援も積極的という。
一方でららぽーとが沼津にまもなく完成するそうで、長年続く低迷脱出のきっかけにしたいらしい。
なるほどね~。地域それぞれいろんな事情があるものです。
そんな話を聞いているうちに、再び三島広小路駅へ。そこからまた三島に戻る。
さ、そろそろ帰りましょう。今度は新幹線で。
これ以上遅くなると、こだまでも出張帰りなどの人々で込み始めるから、今のうちに。
新幹線のホームからは立派な富士山の姿が望めました。美しいね。
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さすがに新幹線は速い。50分ほどで新横浜へ。
それでも丸一日の遠方への外出は退院後初。疲れを残さぬよう、帰宅後早めに休む。
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by navona1971 | 2017-03-10 23:59 | ぶらり旅行記 | Comments(0)