「気分転換に自宅脱出!」

退院から約2週間、病院では医師やナースなどに守られているので、
体調がどうであれ、根底には安心感がある。退院すると、もちろん自由は手に入るのだが、
定期的な診察までの間は当然自己管理。特にこのたびは移植後の退院で、緊張感が相当あった。
その中で、散歩程度の運動以上はまだ許されないし、体力的にも難しい。
感染対策として、人の沢山いる場所に行くことは控える。当然時間的に自宅、自室にいることが
非常に長くなり、精神的にかなり疲労してしまった自覚があった。

今のところ体調には全く問題なく、食生活もいい状態だし、もっとゆったりと考えたいのだが、
まだ外来も一度だけだし、どうしても余裕が生まれない。このままだと自分が持たないなぁと思い、
あえてリフレッシュするため、出かけることにした。外の空気を少し吸った方がいい、と。
当初、近くのビジネスホテルにでも行こうかと思ったが、空室もないし、一人で過ごすと、また
ネガティブな思考になるなと感じて、義兄にも会いたいと思い、姉夫婦宅へ行こう、と。
頼んだところ快諾してくれたので、厚意に甘える。よくこれまでも「泊まってけばー?」と言われ
る機会は多かったんだが、幾度となく遊びに行きながら、泊まるのは初めてだったり。

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「悪いね、夜は同僚と飲みなんだけどいい?」と義兄。
いや、私の突然な依頼なんでね。もちろんこちらのことは気にせずどうぞ。
午後、地下鉄に乗り港北ニュータウンにある姉夫婦宅へ。我が家からは小一時間。近くて助かる。
ヨガを終えた姉から昼食を頂き、まったりと雑談しながら夜まで過ごす。
こちらの心境を吐露し、だいぶ楽になった気がする。あぁ、追い込まれてたんだなぁ。
過剰に責任感を意識して、「再度悪化させてはいけない」という気持ちが強すぎてしまって、
それが自分を息苦しくさせているんだな。リラックスしなきゃ、自制できてるし自分を信じなきゃ、
という気持ちは当然あるのだが、なかなかそちらが勝らない。かえって体に悪いわな、こんなのは。
やっぱり、生きている人から臓器を頂くというのは、自分が想像していたより重いこと。
これが、献腎移植(脳死等で全くの他人から頂く)だったりするとまた違うのかも知れない。
これからは、その責任感を、いい形で自分のこれからに生かしていくのが大事だな、と。
そういや姉自作のスコーンは美味しかった。
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あぁ、でも来てよかった。本当に落ち着いた。
こちらも以前よりヘルシー志向の食生活だそうで、夕食は私にとってもプラス。
ホットカーペットの上でくつろがせてもらっていると、夜遅くに義兄帰宅。
義兄はフリートーク?ではよく話してくれるのだが、大事なこととか、ポイントポイントでは、
少ない言葉で返してくれるので、自分にはかえっていい。そういう人とは相性がいい。
いい兄を持って恵まれているなあと思う。一般的にここまで仲良くないしな。
少しおしゃべりしたあと、ゆっくり寝かせてもらう。


by navona1971 | 2017-02-24 23:59 | とりとめもない話 | Comments(0)