腎移植手術での入院前最後の血液透析に行ってきました。

今日は最後の血液透析日です。
厳密には手術先病院であと数回あるでしょうけど。
もともとのかかりつけだったここの大学病院では最後。来週早々に入院だから。

僕は2013年の透析導入から、2016年初頭までは、
新しい透析手法である「腹膜透析」を受けていました。腹部にカテーテルをつけ、
自宅で夜、貸与された機器を通じて、透析液(ブドウ糖などで構成)を腹膜へ出し入れすることにより、
浸透圧の原理で、体内の老廃物や水分を排出する仕組みで、透析性能は血液透析より劣るものの、
病院に行く回数が月1~2回程度に抑えられるのが最大の利点で、
社会生活への影響が最小限になるのが魅力です。
詳しいことはこのブログの過去にも記載しています。導入手術のことなども。
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※画像は透析中の左腕。手首の静脈と動脈が手術で接続してあります。
それにより血管が太くなり、血流が強くなることで、透析時に血液が大量に、かつ正常に
透析機器(ダイアライザー)を巡るようにする。針は機器へ送る方と体に戻す方、合計2本。
ちなみに1分間で約200ccの透析を行う。所要時間は約4時間。

実際、腹膜透析のお陰で僕も会社へフルタイムで通うことができました。
ただ、カテーテルが腹部で動いたり、腹膜炎になりやすい、
また、透析液の使用量が多い(一晩で8L~)ため、準備や排液の処理、
透析液の管理などが課題です。実際私は昨年、カテーテル位置異常と腹膜炎で入院し、
それを機会に春から血液透析の併用をスタートさせました。

本来なら退院後の血液透析は自宅近くの透析専門クリニックで行うのが標準ですが、
私の場合、血液透析導入前に腹膜炎で長期入院したことや、
移植の準備が進んでいたため、血液透析を行う期間がそう長くないことが予想されたので、
主治医の判断で「移植手術をする病院に入院するまでここで透析してください」と。
それはもちろん、何かのトラブルの時の対応含め心強い判断をしてくださった。

血液透析というと、顔色を悪くした人が針の痛みにひたすら耐えて、
シャント(透析しやすいよう、手首の動脈と静脈を接続し血流を強くする)の管理にも怯える、
いうイメージがあったのですが、施術の向上と痛み止めのお陰で針の痛みは
採血程度レベルに抑えられ、透析後は腹膜透析以上に水分、老廃物を確実に除去できるので、
これまで透析不足により起きていた体のだるさや足の痛みはかなり軽減され、体が楽になりました。
そういう意味では、血液透析を経験しておいてよかったです。
自分では相当ネガティブなイメージを持っていたので、もし、腹膜透析から移植して、
その後、移植腎臓が機能を失い、血液透析へ、となった際、
失望はとてつもなく大きく、自分で受け止めきれないかも知れなかった。
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※これが透析機器(ダイアライザー)。昔より小型化されたそう。

すでに紹介状は発行済だが、
こちらでの主治医だったO先生が改めて各種データや記録をひとまとめにした資料を移植先へ、
と下さった。細やかな気配りに頭が下がる。「落ち着いたら顔出してください」と笑顔のO先生。
彼の師匠である前任のS先生時代から本当にお世話になった。
マジで「どうせ死ぬならこの病院」と思ったので。
実際、最初の入院だった2003年から今まで何度か死線の手前の手前?くらいを彷徨ったのよね。
幾度となく救ってくれたのはこの病院の皆さんだった。

病院から帰宅前に美容院へ。
このブログでも何度か触れていた常連だった水道橋の床屋さんは、
ビル建て替えに伴いひとまず閉店、本当に困ってしまった。10年以上の常連だったから。
仕事の合間に休憩しに行ったり、甘えさせて頂いた。なのでどうしようかと思っていたが、
最寄り駅の近くに雰囲気のよさそうなお店があったので予約。予想通りしっかりと
切ってくださり、当面はこちらに通うことになりそう。

さぁて、そろそろ入院の準備を始めないとね。


by navona1971 | 2017-01-07 17:03 | 慢性腎不全・腹膜透析のこと | Comments(0)