さようなら、寝台特急「あけぼの」

今週の金曜日のダイヤ改正で、秋田、津軽方面と東京を結ぶブルートレイン、寝台特急「あけぼの」が廃止されます。
午後、仕事の合間に少し、廃止直前の上野駅を覗いてみることに。
昼間にもかかわらず、グッズ売り場は長蛇の列・・・。
普段こういうモノには全く興味を示さないのですが、あけぼのはやっぱり思い入れのある列車なので。
おもわず、こんなグッズを買い込んでしましたw。
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金曜発のあけぼのが最終となりますが、すでに入場制限を告知する張り紙も。フィーバーするでしょうねえ。
そういえば、自民党の菅官房長官があけぼのについて、「乗ったことがない、むしろ憧れだった」と記者会見で述べていた。
そうなんだよねえ。普通運賃+特急料金+寝台料金を負担しなければならないわけで(今でこそゴロントシートがあるけど)、
僕も帰省時に使ったことは二度くらいしかなくて、寝台特急なんて贅沢品でしたよ。
むしろ秋田県民の東京往復の足は、「こまち」開業まではもっぱら急行「津軽」だったように思う。割安だったしね。
いわゆる田舎臭さってのが、乗ったらすぐにわかる列車だった。
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あけぼのは2段寝台なんですけど、あれって上段の方が揺れも少ないし、眠れたような気がします。
東能代から乗って、秋田のホームで天ぷらそばを容器つきで買って車内に持ち込んですすったよねえ。車内の暖かさと、
満腹感ですぐ眠ってしまって、気づいたらもう大宮。快適な旅でした。
でも、故郷と東京が乗り換えなしの列車でダイレクトに結ばれているって、どこかに安心感があります。
「あけぼの」や「津軽」の存在が、どれだけ東京へ働きに出た人の心の支えになっただろうと思います。
ま、スーパーこまちまで登場する現代、秋田までの日帰りすら容易な時代なので、そんなことを言っても野暮なことですが。

僕も子供の頃は祖父母が健在だったので毎年のように帰省していたけど、それも今は昔。
ずいぶんと縁遠い場所となってしまった気がしますが、自分のルーツはあくまでも秋田です。
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PHOTO:GALAXY NOTE Ⅱ
Commented by まめ at 2014-03-14 22:44 x
こんばんは、だまさん。
寝台列車、憧れです…。新しくて豪華な、のではなく、特に古くて昭和のかおりがするのが大好きです。死ぬまでに一度は乗ってみたいって思っています。。
わたし列車の旅が大好きで、数年前にはリゾートしらかみという列車に乗りたくて秋田まで行ってきました。とても良い旅でした。日本海のなんとも言えない切なさが大好きです。
だまさんの記事読んで、まだ旅がしたい〜と思いました(^^)
Commented by Toward Well at 2014-03-15 07:01 x
どんどん寝台列車が消えていきます。
のんびり移動しようという本当の贅沢な旅が出来ないなんてねぇ・・・
Commented by navona1971 at 2014-03-15 11:07
>>まめさん
こんばんは。最近は女性でも鉄道の旅を好む人が増えているようですね。
昨日のあけぼのにもちらほら。TVを通じてそんな様子が伺えました。
「リゾートしらかみ」いいですね。五能線は僕も全線乗ったことがありますが、確かに寂しくて、侘びしくて、
それでいて美しい、すばらしい車窓ばかりだと思います。
日本海に岩木山・・・僕もまた行きたいです。僕は夏でしたが、いっそのこと厳冬に行ってみたいですね。
”死ぬ前に一度”などと言わず何度でも行ってくださいね。
Commented by navona1971 at 2014-03-15 11:08
>>Toward Wellさん
そういう意味では昔、青春18きっぷでヒーコラ言いながら移動したのが懐かしいです。
若い頃は時間があるけどお金がない、今はお金が(多少あるけど)時間がない、と。
仰る通り、旅というか「移動」になっちゃってますものね。旅情が欲しいものです。
by navona1971 | 2014-03-13 19:35 | とりとめもない話 | Comments(4)