久しぶりに想い出の荒木町を歩く

四ツ谷に事務所を構えるお客様から問い合わせ。新宿区は担当ではないが、知らないこともない相手だし、担当が不在なので出向く。
無事に用件を済ませ、会社へ戻る前に、隣町の荒木町をぶらりと歩いてみる。
実は15年前、約1年ほど勤務先がここに事務所を構えていたんだよね。1998年~1999年頃のこと。
その後、荒木町はどうなったかな、と思って。たまーに歩いたりはしてたけど、久しぶりだな。
前の事務所があったビルは道路の拡幅で一部削られ、入居者もすべて入れ替わり、面影はあまりない。
ただ、当時よくランチを食べに行った近くにある小料理屋の「京阪屋」の女将さんが店頭にいて、それこそ15年ぶりに見かけた。
確か、女優さんだったはずなんだよ若かりし頃に。そんなことを耳にした記憶が。15年経っていても相変わらず上品な女将さんに伺えた。
今度は久しぶりにお店を覗いてみよう。今日はちょっと時間が早い。
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ちなみに荒木町というのは、駅で言うと東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅と、都営地下鉄新宿線曙橋駅の間くらいに位置します。
当時の勤務先はもともと八重洲にあったんだけど、移転して荒木町に来てね。
会社の経営に暗雲が垂れこめつつあった時期だったから(最終的には倒産した)、いろいろ濃い思い出も多い。
今思えば辛いことが多かったが、なんか懐かしくてね。あの頃に今の知恵があればまた違ったのかも。
「ねこや」(三味線屋さん)は相変わらずあった。お店の行灯がかわいいでしょ?
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幾度となく通った道。よくランチへ行ったり、呑みに行ったり。
半分とまではいかないが、4割くらいはお店が入れ替わっている。やはり、飲食業で長続きさせるのは難しいね。
当時は俺も若かったから、ちょっと荒木町の夜には早すぎた。おっさんになった今ぐらいがちょうどいいかもね・・・。
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倒産までの1年は波乱ばかり・・・。
縁あって四ツ谷に事務所を構える作家さんと知り合って、荒木町で仕事を終えたあと、四ツ谷の彼の事務所へ行くこともしばしば。
ちょこちょこ仕事を手伝っていました。「俺のようにフリーライターで生きていけばいいじゃないか?」と背中を押されたけど、勇気がなくて。
そして、その後失恋して文章を書く集中力を失って締め切り落としかけてその作家さんの信頼も失って、きっぱり物書きは諦めた。
「プロはそんなことで仕事を投げちゃだめだよ」と彼。反論の余地もない。
これもねえ、今の知恵があればねえ、また人生違っていたのかも知れないけど、なにせ幼かったからね・・・。今思い出しても情けない。
というより、人の気持ちなんて動かしようがないからね。醒めかけたらもう、潮が引くようにね、サーッとね。
あぁ、今の記憶を持ったままでここからあの頃に戻れねーかな・・・。できるわけねーよな。発想がガキレベルじゃねーか・・・。
今頃どこでなにしてんのかねー、由理さんは・・・。さ、タイムスリップは終えて、会社に戻りましょう・・・。今は今で楽しい日々だから。
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by navona1971 | 2013-09-05 22:26 | とりとめもない話 | Comments(0)