会津・山形へ 「奥会津の秘境、昭和村と幻の甚パ羊羹」(二日目後編)


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下郷町戸赤集落のヤマザクラを見たあとは昭和村へ・・・。道もだんだん細くなり、若干空気も冷たくなります。
車窓からは残雪も目につくようになりました。今日は快適なドライブですが、冬場は厳しいところでしょう。
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峠を越えて白樺の林を抜け、里に下りてきました。人がいません・・・w。
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ちなみに昭和村は、高齢化率が全国2位の村だそうです。まぁ、致し方ないですが・・・。
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日本むかしばなしに出てくるような風景。昭和の農村、という感じです。
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でも、自然はたっぷりです。昭和村の中心部にある昭和温泉「しらかば荘」に立ち寄ります。
日帰り温泉施設にもなっているので、500円を払い、入浴。つーか熱いw。源泉はなんと61℃。
水で薄めているらしいが、入る人も少ないので熱い。こんな熱い温泉は久しぶり。軽く硫黄の香りが漂う。
しかしとっても気持ちいいお湯だわ。ドライブの疲れを癒したあとは、大広間でアイスを食べて休憩。
隣では地元のおじさんが宴会中。「どこから?」なんて会話をしたりして。あぁ、よさそうな人だなぁ。
レジの近くにあって目に入ったのは「甚パ羊羹」。ネーミングが面白くて土産として買い込んでみる。

だま「これって羊羹ですか?ここで作ってるんでしょうか?」
おばちゃん「ここ(昭和村)ではね、この人しか甘いものを作ってなかったのよ」
だま「甚パって何ですか?」
おばちゃん「人の名前。甚ぱっさんって人が売ってるのよ」
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しらかば荘で出会ったおじさんのアドバイスもあり、矢ノ原湿原へ行って見ることに。
ここはキャンプ場もなければ自動販売機もない、秘境です。ちなみ日本で二番目に古い湿原だそうです。
鳥のさえずりと、水の流れる音しか聞こえてきません。
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湿原にある「代官清水」で喉を潤します。
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ミネラルウォーターをお金出して買うのがアホらしく思えるほど、清らかな水。
飲んでみると、ひんやりして、でも、滑らかで、おいしい。大自然の、曇が一点もない、正真正銘の清水です。
グイグイ飲めてしまいます。
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この美しい水が、湿原に流れ込んでいます。いやー素晴らしい。っていうか観光客の姿も皆無。
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ここをなぜ「代官清水」と呼ぶのか、由来について記述されています。
車もなかった時代にここを訪れているのはすげーわw。
さあ、もう昼ですから、そろそろ東京に帰るためにUターンです。
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しかし、川の流れはどこも澄んでいます。
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沢にあるヤマザクラを何枚か・・・。
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下郷町まで戻ったあとは昼食を取り、昨年秋に開通した国道289号、甲子道路で新白河へ向かう。
この道ができたおかげで、南会津と東京がグンと近くなりました。1時間ほど無事到着。
ここからは普通電車で栃木県に向かい、GW、横浜へ車で帰省するいわかつ(う)氏と合流し帰京。
2泊3日の会津・山形旅行も終了です。
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帰宅後、封を解いた甚パ羊羹を食べてみました。甘みはほどほどでしっかりとした歯ごたえ。
素朴で、昔の羊羹だな、って感じがして、気に入りました。中には紙が1枚・・・。

「その昔、しんしんと雪降る奥会津に、馬ソリの鈴の音が聞こえる頃、昭和村の甚太が作る
羊羹が評判を呼んでいました。その頃、唯一の甘いもの、羊羹と番茶で赤々と燃える囲炉裏を囲んだものでした。
それから三代、甚太、甚六、甚八と、羊羹づくり一筋、からむし織りとともに生きてきました。
自然の王国、昭和の甚パ羊羹をお召し上がりください---」

厳しい自然の中で暮らす村の人々の数少ない楽しみがこの甚パ羊羹だったんですね・・・。
SYさん、案内役ありがとうございました。また、栃木→横浜までう氏にもお世話になりました。
Commented by あいぽん@不定愁訴のお年頃 at 2009-05-10 22:54 x
昭和村って遠い~!って記憶しかありません(笑)
村中、皆川さんて表札だらけだった覚えも。
(友達も皆川さんだった)

今度は同じような山奥、舘岩はいかがですか?
Commented by navona1971 at 2009-05-11 18:55
>>あいぽんさん
昭和村は「星」姓も多いらしいです。
会津以外の福島だと「菅野」(カンノ・スガノ)も多いですよね・・・。
この日は若松から1時間弱で着きました。案外近いんですよね。
舘岩や三島にも行って見たいです、ぜひ。奥会津・南会津完全制覇目指しますw。
Commented by あいぽん@もう泣かないモン at 2009-05-13 22:03 x
舘岩も星姓ばかり、会津川口金山も星姓多いですね。
だまこもちさんはひなびた山奥好きなんですね(笑)
私は盆地育ちなので、海のある地域に憧れます。
Commented by navona1971 at 2009-05-14 12:23
言われてみれば、横浜で育ったせいか、海への感動はあまりなくw。
山形や秋田や福島など、山間部の農村がお気に入りかも知れません。
会津盆地は暑いですよね。真夏だと30℃軽く届きますもんね。
猪苗代に昔真夏行って避暑地かと思ったらとんでもなかった記憶が。
Commented by あいぽん@不定愁訴のお年頃 at 2009-05-15 00:57 x
やはり。旦那も新潟の海辺の町出身なんです。
だからドライブの計画たてるとき、私は絶対海派なんですが、
旦那は山とか川派で。
お金かけて山奥の旅館なんて泊まらなくても、おばあちゃんちに
行けば同じような山と川があるし!とか言って対立に(笑)
Commented by NAVONA1971 at 2009-05-16 09:07
でも新潟はどちらも楽しめるところが多くて、
ドライブの行き先に困らないかも。海・・・でも村上の笹川流れなんて
山・川派の僕でもお気に入りですね。我が父もそう言いますね。
どこに行っても「あんな風景秋田にあるw」と。
都会育ちだけに感動しがちなのかも・・・自分。
by NAVONA1971 | 2009-05-02 23:59 | ぶらり旅行記 | Comments(6)